ニコガニを探して。

2019年4月 18日(木曜日) 筆者 やまおか

春イベント「平成の快物展」みなさんはもう足を運んでいただけましたか?

そんな平成の快物展で今回、私が紹介したいのはこの子たち!

ヒライソガニ

 

ヒライソガニは近くの磯やタイドプールに普通によく見かけるカニです。

ですが、実はこのカニ、個体によって甲羅の模様が全然違うのです!

平成15年に鳥羽水族館にやってきたヒライソガニは見事にニッコリ笑顔の模様をしていたため、「ニコガニ」という愛称で話題となりました。

そして、平成の快物展でも展示をするべく、ニコガニ探しに出かけたのでした。

実は現在展示しているヒライソガニはすべて私が近くの磯で採集してきたものです!

 

まず、結果から言いますと・・・

 

ニコガニは発見できませんでした・・・・・

 

まず甲羅全体が白い個体が少なく、さらに赤色の模様がある個体には出会えませんでした。

かつてのニコガニはまさに幻のヒライソガニだったのだと思い知りました・・・

 

ですが、一応顔には見える個体は捕れたので、ヒライソコレクションを紹介します!

口ひげ?

ヴァンパイア?笑

これはほのかに笑っている!?

 

どーでしょう、顔には見えましたか?笑

「平成の快物展」絶賛開催中!お待ちしています!

 

【飼育研究部 やまおか】

身も心もほっこり。

2019年4月 18日(木曜日) 筆者 ともちゃん

皆さん、こんにちは。ともちゃんです。

桜も散り始め、暖かくなってきましたね。

 

先日、とてもいい天気の日がありました。

そんな日のセイウチ達はもちろん「お昼寝」です。

しかも4頭いて4頭みんなお昼寝しておりました。

 

クウちゃんは格子戸から手を出していたので…

起こさないように握手しておきました!笑

 

こんなぐっすり気持ちよく寝ている時は、いつもは見れない顔が見れるので、起こさないようにコッソリ近づいて写真を撮ってるともちゃんです。

セイウチって警戒心が強いと思っている方はビックリすると思いますが、寝ている時はなかなか起きません。笑

個体によっても違いはありますけど、ほんとにぐっすり眠っています。

彼らの気持ちよさそうな寝顔を見ているととても幸せになります!

 

野生では警戒心が強くないと天敵から逃げたり、厳しい世界で生き抜くことが難しくなってくると思います。

でも水族館では野生で決して見る事の出来ない動物たちの表情を見ることが出来るんです。

 

こんなにぐっすり眠っていると、鳥羽水族館での暮らしや環境に安心して、リラックスできているんだなぁと感じます(*^_^*)

 

【飼育研究部 ともちゃん】

ペリカンのおくすり事情。

2019年4月 17日(水曜日) 筆者 しんたに

季節の変わり目というのは体調を崩しがちなもの。水族館のいきものたちも私たち人間と同じように体調が悪くなることがあります。

実はコシベニペリカンのベニブラックが1月に体調を崩してしまい展示から外れて別の部屋で休んでいました。。

さてどうやって良くなってもらうのかというと・・・そう!ペリカンたちも薬を飲むのです!そのお薬は実は人間とおなじものが多いんです。

ですが、ペリカンの体重は人間大人の1/10ほど。

そこでこんなふうに割ってこの小さなかけらを使います。

そして「おくすりだよー。ちゃんと飲んでね!」という言葉がもちろん通じないペリカンのために餌のアジのエラの中↓↓

にこっそり隠して・・・さも普通の餌のように食べてもらうのです。

ベニブラックは今ではすっかり体調も良くなって展示にて元気に暮らしています。また会いに来てあげて下さいね。

【飼育研究部 しんたに】

セレナの入館日です

2019年4月 15日(月曜日) 筆者 オカピ

本日、4月15日はジュゴン「セレナ」の入館日です。

セレナは1987年にフィリピンからやってきました。入館時は1歳で体の大きさは、147.5㎝でしたが、現在は260㎝となりました。

そして、昨年の9月15日にはジュゴン飼育日数世界記録達成し、今も更新中です。

これからも元気で、40周年、50周年、60周年を迎えてほしいです!!

 

 

 

~お知らせ~

5月3日(金)18:05~ NHK放送「金とく」で鳥羽水族館のセレナが放送されます!

フィリピンで保護された時から現在に至るまで、セレナのことがよ~くわかると思いますので、みなさん見てあげて下さい!

 

そして、可愛いセレナにも会いに来てあげて下さいね!!

 

【オカピ】

モモイロソコナマコから見つかったウロコムシの仲間

2019年4月 15日(月曜日) 筆者 もりたき

昨日は底引き網漁船に乗って紀伊長島沖の水深320-345mで生物採集をしてきました。いろいろ採集した中にはこんなものも。

モモイロソコナマコです。

きれいなピンク色をしたナマコですが、なぜか水槽では長期間の飼育はできません。

…が、今回のネタはこれではなく、このナマコにウロコムシの仲間が付着していた話題(笑)。ちなみにウロコムシはゴカイの仲間です。

今回、ナマコの口元(左側)にウロコムシがしっかり付着していることに初めて気が付きました。

腹側から撮影

よく見ると口の右側にはウロコムシの付着痕と思われる形跡も…。同様の付着痕は採集してきた5個体全てで確認できました。

ウロコムシの付着痕は口元だけではなく、ナマコの腹の中ほどにも見つかりましたが、口元の率が高そうです。果たしてウロコムシは口元を選択して付着しているのでしょうか?

ちなみに同じ海域で採集できるヒメカンテンナマコからもウロコムシの仲間(同種か不明)が見つかりますが、こちらは背中の突起の間で見つかりました。

【飼育研究部 森滝丈也】

みぞれ…頑張ります

2019年4月 14日(日曜日) 筆者 まみかん

こんにちは。まみかんです。

今回は昨年の8月に生まれたオタリア「みぞれ」ちゃんです。アシカチームのアイドル、ムチムチボディがチャーミングな「みぞれ」ちゃん。

3月に母親の「あられ」から離れて一人暮らしを始めました。ご飯もお母さんのミルクからお魚へ…。

最初は飲み込むのに時間がかかり、噛んで噛んでなんとか飲み込んでいました。何日かすると少しずつペースが上がり、今ではパクパク・モグモグ。勢いありすぎでトレーナーの指も一緒に食べることも…笑。

そんな「みぞれ」ちゃん、まだまだ寂しがり屋の甘えん坊。柵の前を通ると「抱っこして」とウルウル目でアピール…これには、みんなメロメロ状態です。

現在は本格的にトレーニングを始めたため、バックヤードにいます。

次に皆さんの前に出るときはカワイイだけじゃなく、色々なことが出来るように日々頑張っています。

「みぞれ」ちゃんの応援をよろしくお願いします。

【まみかん】

フトアゴの大掃除。

2019年4月 13日(土曜日) 筆者 いとう

奇跡の森にあるフトアゴヒゲトカゲの水槽。

先日、約4年ぶりにガラッとレイアウトの変更を行いました!

それに伴って水槽内も大掃除。フトアゴ水槽にはナミブサンドといって天然の砂漠の砂を敷いているのですが、それらを一旦すべて取り出し空っぽの状態に(写真を取り忘れました…)。

 

そして完成したのがこんな感じ♪

今回は新たに水場を設けることにしました。

ポイントは”岩場から水が湧き出ている感じ”をイメージした給水管(写真ではちょっと伝わりにくいのですが、とってもイイ感じに水がコポコポと湧き出ているのです!!)。

 

フトアゴたちも、さっそく自分から水の中に入ってプールを満喫してくれているようです!

これが脱皮不全や脱水症状の予防になればと思っています。

奇跡の森に来られた際は、ぜひフトアゴ水槽にも注目してくださいね!

 

【飼育研究部 いとう】

へんないきもの研究所のラベル

2019年4月 12日(金曜日) 筆者 つぼんぬ

へんないきもの研究所、通称”へんけん”のラベルは他のコーナーと違ってユニークな内容です。

お客さんの様子を見ていると、結構決まった生きもののラベルで反応があるように感じます。

私の勝手な感覚による順位を発表すると・・。

まず、第3位は「ウミウシのなかま」。

キャッチコピーは『インスタ映えします』。

カラフルなウミウシを展示していますが、たまに黒メインのウミウシが入っていることがあり、そんなときは苦笑しているお客さんも見かけます(笑)。

次に、第2位は「モクズショイ」。

キャッチコピーが『ファッションモンスター』。

モクズショイは体にカイメンや海藻などいろんなものをひっつけて装飾します。今展示しているモクズショイは装飾物が少なくなってますが、皆さんかなりの割合で口ずさんで歌っています。

そして、栄えある第1位は「カワテブクロ」。

キャッチコピーが『みたまんま』!

「見て見て!みたまんまやって~。」という感じで、お客さんのほとんどが一番納得しているラベルの様な気がします。

給餌日はこんな摂餌シーンも見る事ができますよ。

他のラベルもおもしろいので、ぜひ実際に見に来てくださいね。

【飼育研究部 つぼんぬ】

ココロのボール遊び

2019年4月 10日(水曜日) 筆者 わかばやし

本日は、もう少しで2歳になるスナメリ「ココロ」の近況についてのご報告です。人工哺育で育ったココロは、仲間たちにも温かく受け入れられ、その後もすくすくと育っています。最近では、ガラス面によく寄ってお客様に愛嬌を振りまいたり、潜水中のダイバーにちょっかいをだしてみたり、毎日楽しそうに過ごしています。そして一番楽しそうにやっているのが、プールサイドにボールを上げる遊びでしょうか。

飼育員がサッカーボールをプールに投げ込むと、せっせっと予備プールへと運び、おでこで上手にプールサイドに上げるのです。飼育員が何度プールに投げ込んでも、すぐにプールサイドの同じ場所に運び、上げてしまいます。イタズラしているつもりなのか、きちょうめんなのか・・・? この様子は3階のガラス面からもご覧いただけますので、是非、ココロのボール遊びを見てやってください。

動物に何かを教えるとき。

2019年4月 10日(水曜日) 筆者 ともちゃん

皆さんこんにちは、ともちゃんです。

花粉が落ち着いてハッピーなともちゃんです!

 

さてさて皆さんは「動物にモノを教えるとき」、どうしますか?

セイウチふれ合いタイムやトレーニングを見て下さったお客様からよく「どうやって教えるんですか?」と聞かれます。

 

ショーで披露している種目や、健康管理に役立てるトレーニングを教えるとき、「人間やったらなぁ、言葉が通じるのに…。」と、いつも思ってしまいます。

ですが言葉は通じません。

では、どうやって伝えるのか?

これはクウちゃんに「内緒」というポーズを教えているところ。

両前肢を支えて、口の前に持ってくんだよ~って。

簡単に言うと、誘導して教えます。

動物たちにヒントを与えつつ目的の行動に近づけていく方法が一般的。

 

これはツララちゃんの腹筋です。

 

教える方法は誘導だけではありません。

例えば、動物たちが勝手に行動したときにその行動を褒めてあげて教える事だってできますよ!

コミュニケーションの取り方は、僕たち人間も言葉だけじゃないですよね(^^)?

教える方法は1つじゃないってこと。

 

【飼育研究部 ともちゃん】