採集♫採集♫

2018年1月 16日(火曜日) 筆者 いそぴー

こんにちは!

今年の冬は霜焼けがまだ出来ておらずハッピーな、いそぴーです(^^)

 

さて、今年は元旦から「クラゲ採集」に行ってきました。採集にいくのは初めてだったので

かなりルンルン気分で出発!たかむらさんに五ヶ所湾に連れて行ってもらいました。

着いてすぐ、海を見ても私は全くクラゲを見つけることが出来ず。

すると、たかむらさん「あ!いたよ!」速攻で見つけていました。笑

その後ポイントを教えてもらいながら私も何とか発見する事ができ一安心。。ふぅ。。

 

採集したのは「カミクラゲ」と「ミズクラゲ」の赤ちゃんでした。

さっそく水族館に持ち帰りカミクラゲは展示水槽に!

大きさはまだ小さいですがとってもキレイです。

カミクラゲは冬から春にかけて現れるクラゲです。特徴は、やはりこの触手。髪の毛のようなこの触手をなびかせて

浮遊することからカミクラゲと名付きました。

 

そして「ミスクラゲ」の赤ちゃんはというと…バックヤードで育て中です(^^)/

たかむらさんに、「自分でやってみな!勉強さ!」と言ってもらい。

いそぴー「え、良いんですか!?」わくわくしながらも慎重に飼育中であります☆

展示水槽デビュー目指して頑張ります(^_^;)

 

【飼育研究部 磯原玖美】

お店ではコンフサの名前で出ています

2018年1月 16日(火曜日) 筆者 もりたき

サンゴ水槽の彩りを増やそうと、先日、新たなサンゴを取扱い業者に発注しました。

業者から送られてくる商品リストの中で目が留まったのがコンフサコモンサンゴ。初めて目にする名前です。

コモンサンゴの仲間でしょうが、コンフサって…?

そこで、ネットで「コンフサコモンサンゴ」を画像検索してみると…

よく出回っているメジャーなサンゴです。

はは~ん、どうやらこのコンフサコモンっていうのは学術的な和名ではなく、商品名(通称名)だな、きっと。

到着したサンゴはさっそくサンゴ水槽に展示しました。

搬入後、水族館に登録するために学名が必要なので「コンフサコモンサンゴ」について調べてみましたが、やはりそんな和名のサンゴは見当たらず、対応する学名も見つかりません…

その後、図鑑などをいくつかあたった結果、このコンフサコモンサンゴは「ミダレアミメコモンサンゴ(Montipora confusa)」のようだと判明しました。

どうやらミダレアミメコモンサンゴは学名(種小名)のconfusa からコンフサコモンサンゴという名で流通しているようです。

サンゴの仲間や、熱帯魚、ウミウシなど商業ルートで取り扱われる生物では、こういったように商品名(通称名)と和名が混同することがよくあるので、こちらも混乱します(笑)

【飼育研究部 森滝丈也】

トレーニングのススメ!その①

2018年1月 16日(火曜日) 筆者 ともちゃん

皆様こんにちは、ともちゃんです。

記念すべき第1回目のトレーニングのススメ!は「トレーニングを始める前に」

 

トレーニングと言って皆さんが思い描くものはなんですか?

ちなみにググってみると「訓練。練習」とあります。水族館でのトレーニングというと動物相手がほとんどです。

餌をあげる、掃除をする、ショーをする、展示をする。水族館で動物たちと関わっている以上、そのほとんどがトレーニングと言える可能性があるんじゃないか!?と僕は考えています。

 

餌をあげるのだって動物が飼育員を信頼していないと近づいてこないですよね。いきなり知らない人がプールに飛び込んできて掃除をし始めたら恐いですよね?

 

トレーニングをする人(トレーナー)は、まず始めに動物たちと信頼し合える関係を築いていくんです!

例えば餌をもらうときに、怒った表情で強い口調で放り投げてくれる人と、楽しそうな表情で言葉を通じずとも話しかけるように優しく口元まで持ってきてくれる人、どっちの人からもらう方が餌の時間が楽しくなるでしょうか?

 

どんな些細な瞬間でも動物と関わる時は「楽しく」が大事になってくるんじゃないかと思います!

 

 

つづく

 

【飼育研究部 ともちゃん】

パラオオウムガイの交接を初確認

2018年1月 15日(月曜日) 筆者 もりたき

現在、鳥羽水族館で飼育しているオウムガイ類はパラオオウムガイ、オウムガイ、オオベソオウムガイの3種。中でもパラオオウムガイは今年 友好協力協定を結んだパラオ国際サンゴ礁センターのもと生態調査と捕獲を行なって輸送したもので、国内では当館以外の飼育施設がないため、国内唯一の展示となっています。

10月の搬入時から2ヶ月間は様子を見るために生息水温に近い17.0℃で管理していましたが、産卵誘発のため、12月8日から16-17.0℃だった水温を21.0℃ほどに上げています。

水温を上げ始めて5日後に産卵し始め、今日までに6個産卵しました。

ところが、交接自体は未確認…おそらく夜中に交接していると思われます。

オウムガイは摂餌のタイミングで交接を開始することが多いので、不思議に思っていましたが、ついに先日の給餌終了後、交接を初めて確認しました!

№84(オス)と№87(メス)です。

迫力あります。

今回、これまで以上にたっぷりと餌を与えたのが良かったのかも!?

どんどん交接してしっかり産卵してもらいたいものです(笑)

【飼育研究部 森滝丈也】

未来のエース

2018年1月 14日(日曜日) 筆者 まなべ

こんにちは!まなべです!

突然なんですが、僕は入社してから水族館のバックヤードに置いてあるこれがずっと気になっていました。

これはいつ、なにに使われていたものかわかりませんが、アシカの仲間、オタリア(オス)の銅像です。

オタリアのオスといえば、この銅像のように首回りが太くがっしりとし、体重は300kgにまでなるといわれています。

ですが僕の担当しているオタリアのオス、クーバ君はこちら

まだスマートです。だいたい9歳くらいのクーバ君は、現在体重が105kg。

300kgと聞いた後に聞くと全然小さいように思えますが、僕が入社したころは80kgほどでした。それから2年、少しずつですがクーバ君は大きくなり、見る角度や体勢によっては首回りも太くなってきています。

僕はそんなクーバ君がこの銅像のように大きく、今よりもかっこいい姿でショーをする日を夢見ています!

そうなったらきっとクーバ君は鳥羽水族館のアシカショーのエースと呼ばれるでしょう!

まぁそれはいつになるかわかりませんが、今はそんなクーバ君ともっと良いコンビになれるよう、僕も頑張っていきます!

ぜひ、みなさんもまだまだ成長中のクーバ君を見に来て下さい!

そしてクーバ君の魅力をたくさんの方に知ってもらい、クーバ君ファンが増えれば良いなと思っています。

最後は、クーバ君ファンの方(今いるかはわかりません)の為にオフショットを一枚

【 飼育研究部 まなべ 】

 

 

ミナミゴカクヒトデの長い管足

2018年1月 14日(日曜日) 筆者 もりたき

昨年11月に調査開始以来初となるミナミゴカクヒトデ Paragonaster ctenipes を尾鷲沖水深150mで採集しました。

ひとまず安定していて、現在もへんな生きもの研究所でひそかに飼育中。

以前の飼育日記でも紹介しましたが、このヒトデは、よく見ると場所によって管足のかたちが違うようです。

特に口の近くにある管足はかなり長く伸びるようです(機能が分化?)

わかりやすいように画像を加工して、伸びた管足に色を付けてみましたが、S字にカーブした長い管足はこんな感じ。

ミナミゴカクヒトデは、時々、砂に口を押し付けるような体勢をとりますが、管足を伸ばして餌を探っているのかもしれませんが、確かめるのは難しくまだ証明できていません。

ところが、先日の夜、ミナミゴカクヒトデがなぜか管足と胃袋をのばしている姿を見かけました。

初めて見る姿です。

想像に過ぎませんが、実際に砂の中でもこんな感じで管足と胃袋を広げているのではないでしょうか…

備忘録として記録を残しておきます。

こういった生態を見ることができるのも水族館ならでは、ですね。

※前回のオクトパス(置くとパス)に続いて、今回はミナミゴカクヒトデ(皆、合格ヒトデ)です。受験生の皆さん、頑張って下さい!

【飼育研究部 森滝丈也】

マナティーのいいところ。③

2018年1月 13日(土曜日) 筆者 しんたに

とうとう3回目となりました「マナティーのいいところ。」、最後の1つは・・・

「まばたき」!!

今回はマナティーのこのちいさなちいさな目に注目です。

さて、わたしたち人間やほとんどの動物は上のまぶたと下のまぶたをあわせて、

このようにまばたきをしていますよね。


しかし海牛目のマナティーはというと、、

マナティーのまばたきは本当に少なくて中々写真におさめることができませんでした。そこで同じ海牛目のピンチヒッター、ジュゴンのセレナに登場していただきましょう。

これが

こう。

おわかりいただけましたでしょうか?

実は、マナティーやジュゴンには上や下のまぶたが存在しません。周りの皮膚ごと筋肉を収縮させることで「ぎゅっ」とまばたきをしています。

絵にするとこんなかんじ↓

セレナのまばたきは朝見られることがおおく、マナティーたちはごくたまーにしているのを見かけます。マナティー水槽には、昼頃になると光が差し込むのですが、その光の筋にマナティーが入った時などは眩しくてまばたきをしているかも。。

みなさま、マナティーたちのつぶらな瞳にぜひご注目下さい。「ぎゅうっ」というまばたきの可愛さに、きっと胸がぎゅうっとなること間違いなしです!!

さて、これまで3回にわたってマナティーを紹介してきました。マナティーに少しでも親しみを感じてくださる方が増えれば!、と思います。それではまた新シリーズでお会いしましょう。

【飼育研究部 しんたに】

with T(タコ)

2018年1月 13日(土曜日) 筆者 もりたき

マダコの右の第3腕は交接腕(生殖用の腕)で、その先端は吸盤がなく、シワの並んだ特殊な形(舌状片)になっています(矢印)

オスはこの腕をメスに伸ばして精莢(精子)をメスに渡すのですが、舌状片に精莢を乗せてメスに渡しているのか、はたまた腕の中程から伸びる溝に沿って舌状片まで精莢が移動していくのか、よくわかりません。

こちらが交接腕にある溝(矢印)

精莢が移動する決定的瞬間はまだ目にしたことがありません…

それで、マダコの交接風景を見かけると、ついつい食い入るように観察してしまいます(笑)

さて。

昨日もマダコの交接を見かけました。観察しやすい位置です(画像は横向きにしています)

…が、交接腕をメスの外套に差し込んでいるものの、今回も精莢が移動する様子はわかりません。

あきらめて、ふとその上に目を移すと…(画像では左)

何と!そこにもオスのタコがいるじゃないですか!

こちらもメスに交接腕を伸ばしています。

まぁタコにとっては、特に珍しい状況でもないでしょうが、これは「両手に花」状態。

両手の花になっているのはオスなので、このスタイルって、あの芸人さんっぽいかも(笑)

『ねぇ、みんな。ところで、マダコってどれぐらい卵を産むと思う…?』

『……35億!(ウソ)』

本当は10~20万個ぐらい、だそうです。

【飼育研究部 森滝丈也】

朝になるとパラオクサビライシは…

2018年1月 12日(金曜日) 筆者 たかむら

ども!寒い日が続いていますね。

こんな時は、あったか~いサンゴ礁の海にすむ生きもののお話をしましょう!笑

主人公は【パラオクサビライシ】

直径10センチほどの円盤の形をした、こうみえても一応サンゴの仲間です。

暖かい南の海の海底で暮らしています。

『パラオ』って名前に付いていますが、パラオ以外の海でも見ることができます。

当館では、コーラルリーフダイビングゾーンの個水槽で飼育をしています。

で、朝、昼、夜間と観察をしてみると、動かないサンゴでも変化があって楽しいんですよ。

パラオクサビライシは、典型的な昼型サンゴなのです!

朝、水槽照明が点灯した直後の画像 ↓

なんだかドヨ~ンとした雰囲気が漂っています苦笑

一緒に暮らしているマンジュウイシモチも「朝だよ!大丈夫?」って心配しているみたいですね。

観察していた私もちょっと心配になりはじめたころ…

照明の明るさに刺激されて…「さ~今日もがんばるぞ~」って勢いで…

みるみる触手がぐんぐん元気になってきます!

うん、今日も調子良さそうですね。よかったよかった…ホッと一安心

動き回ることはないサンゴですが、観察をしてみるとけっこう面白いですよ。

皆さんもぜひ~!

【飼育研究部 たかむら】

 

マングローブ水槽をリニューアルしました

2018年1月 11日(木曜日) 筆者 かみおか

日本の川ゾーンに隣接している亜熱帯コーナーのメイン水槽「マングローブ水槽」ですが、防水シリコンの経年劣化のため元旦から水漏れを起こすという不測の事態となりました。

結局、正月三が日は水槽閉鎖と、来館者のみなさまにはご迷惑をおかけし、申し訳ありませんでした。

無事シリコンの打ち直しも終了し、水槽の展示も再開となりました。せっかくなので、レイアウトもやり直し、より雰囲気がでるようにしましたので、是非ごらん下さい。