ジクネカイメン成長開始

2019年1月 15日(火曜日) 筆者 もりたき

現在、へんな生きもの研究所で飼育中のカイメンの話題です。

このカイメンは2016年の春に熊野灘の水深250-300mで採集されたもので、以前、知り合いのカイメン博士に調べてもらってジクネカイメン属の一種(Rhizaxinella sp)であると判明しましたが、このような枝分かれをしている種類は日本近海からは知られていないらしく、未知のカイメンである可能性もあるそうです。

2016.5.19 入館直後

入館直後は柔らかなベルベットのような質感でしたが、日を追うごとに徐々に痩せていつしかツルッとした質感に…。ところが、痩せても半年~1年経つと再び成長開始して太りだすことがわかりました。今のところ、飼育水槽の水温変化で成長のスイッチが入るのでは?と予想しています(水温が下がると成長開始?)

今シーズンも、年末あたりに成長のスイッチが入ったようで、どんどん成長しています。

2018. 12. 23 成長開始に気づいた頃

2019. 1. 1 謹賀新年

2015. 1. 15 太ってきた

成長はゆっくりですが確実に目に見えて姿が変化するので、毎日の観察が楽しいですよ。

ぜひ注目して下さい。

【飼育研究部 森滝丈也】

セイウチトレーナーの忘れ物。

2019年1月 14日(月曜日) 筆者 ともちゃん

 

皆さんこんにちは、ともちゃんです。

 

さて、鳥羽水族館では1日2回の「セイウチふれあいタイム」を行っています。

そのセイウチトレーナーとふれあいタイムに欠かせない「道具」を皆さんはご存知ですか!?

左から「ポーチ」「ハーモニカ」「水鉄砲」です!

ふれあいタイムの前に少しだけ種目を披露していますが、その時に使います。

通常はポーチの中にハーモニカと水鉄砲を入れてトレーナーが右腰に付けて登場します。

 

ですが先日、このポーチを忘れたまま出ていって水鉄砲を使う直前に忘れたことに気がつきました。笑

僕は小さい頃から遠足でも運動会でも前日に準備をして、ギリギリまで何度も確認するタイプの心配性な性格なんですが、この日はすっかり忘れてしまいました(^^;)

 

まぁでも、ふれあいタイムを途中で「ちょっと、待った!!」することはできないので、なんとかやりきりました!

MCのトレーナーのリカバリーと、クウちゃんの安定した落ち着きと、お客さんの温かさで乗り切ることができました!

 

 

そんなこんなで1月も半分が過ぎ、あっという間に暖かくなっていくんでしょうか。

暖かくなったらピクニックやお出かけもいいですが、忘れ物には気を付けて下さいね!

 

【飼育研究部 ともちゃん】

パラオオウムガイB7が孵化しました

2019年1月 14日(月曜日) 筆者 もりたき

パラオオウムガイのベビーラッシュは続いています(笑)。昨日、7個体目となるB7が誕生しました。

これで総数6匹になりました(B1のみ孵化後4日で死亡)

給餌は火曜日と土曜日の週2回。プラスチックカップに1個体ずつ隔離して与えています。

振り子のようにからだを揺らしながら餌を食べる姿がかわいいですよ。

【飼育研究部 森滝丈也】

セイウチ訪ねて220里。

2019年1月 14日(月曜日) 筆者 ともちゃん

皆さんこんにちは、ともちゃんです。

 

さて、水族館に来る人はたくさん居ますが、時には、セイウチに会いに来ました!と言ってくれる方もいます。

担当者としてこんなに嬉しいことはありません(*^^*)

 

今回は遠路はるばる、宮城県からポウ、クウ、ツララに会いに来た方がいました!

宮城県から鳥羽水族館まで、距離にするとだいたい850km。

1里はだいたい3.9kmなので、「セイウチ訪ねて220里」ですね!

そう考えると3千里って。半端ないっすね。笑

 

いつもセイウチたちには「あんなお客さんおったでぇ!」「今日はこんなことがあるんや!」と、話しかけています。

お客様の思いや気持ちがどう伝わってるのかなぁ(^-^)

いつも飼育日記を見てくれているということで、これからもセイウチたちの何かが伝わるような日記を書いていけたらなと思います!!

今年はたくさん書いていきますよ~!!

 

最後は僕が書いた「ポウちゃんのお兄ちゃん(仮)」をどうぞ!

もっとセイウチの絵が上手くなりたいと思ったともちゃんです。

 

【飼育研究部 ともちゃん】

ウーパールーパーの赤ちゃん

2019年1月 13日(日曜日) 筆者 いとう

奇跡の森の一角に、ウーパールーパーの水槽があるのをご存知でしょうか?

実は今、この水槽の左側にウーパールーパーの卵があるんです!!

 

始めはカエルの卵のような感じですが、そこから少しずつ成長して現在はこんな感じ!

少し見にくいですが、中で赤ちゃんが成長しているのが分かってもらえるのではないでしょうか??

ここまで来ると孵化するのも時間の問題。

前を通りかかったら是非じっくり見てみて下さい。運が良ければ卵の中で赤ちゃんが動くのを見ることが出来るかもしれません♪

 

【飼育研究部 いとう】

コシベニペリカン

2019年1月 13日(日曜日) 筆者 ピンキー

みなさん、こんにちは。今年もよろしくお願いします。

鳥羽水族館では、モモイロペリカン、コシグロペリカン、コシベニペリカンと3種類のペリカンがいます。11月の日記ではコシベニペリカンのロン毛(頭の羽)の事を書きました。今日はその後を書きたいと思います。画像は10月の終わり頃のコシベニペリカンです。このロン毛が特徴です。

11月の中頃になるとこのロン毛が抜けだし、この頃ベニホワイトにはロン毛はありませんでした。この画像はベニブラックで、3~5本残り風になびいてました。

すいません、画像が小さくなってしまいわかりにくいかもしれません。

これは、数日前のですが、まだロン毛はではなくて・・・よく見ると頭頂部のあたりの羽が少し伸び、ソフトモヒカン?というのでしょうか?今のベニホワイトとベニブラック、イケメンな感じで格好いいなーと思ってるのですがどうでしょうか?

【飼育研究部 ピンキー】

人気のリック

2019年1月 12日(土曜日) 筆者 まみかん

こんにちは。

海獣の王国が夏にオープンして早くも半年が経ちました。季節は冬になり、動物たちに餌を与える手もかじかんでいます。笑

そんな寒さの中でも、海獣の王国のお食事タイムは変わらず人気です。もちろん一番はトドの「キンタ」。迫力のダイビングは、キンタが飛び込むごとに歓声が湧きます。

ただ、ここ最近はカリフォルニアアシカの「リック」も人気が出てきました。もともとアシカショーに出ていたので一番の芸達者。海獣の王国を縦横無尽に駆け巡り、技の数々を披露し、毎日公開体重測定を行っています。最近リックがアクリルチューブに立ち上がると、チューブ内にいるお客様がかなり喜んでくれます。なんと、キンタに背を向けてリックに手を振ってくれます。大人気。笑笑

200kgあるリックが立ち上がると、迫力満点。これをアクリルチューブの中から見ると、、、

こんな感じ。とにかく、近い!!!

「アシカを下から見上げる」なかなか味わえない体験です。ぜひ、体験しに来て下さい。お待ちしています。

【まみかん】

テンプライソギンチャク展示中

2019年1月 12日(土曜日) 筆者 もりたき

群体は小さくなってしまいましたが、へんな生きもの研究所で現在もテンプライソギンチャクを展示中です。

本種は去年4月に新種記載されたばかりのイソギンチャクで、ノリカイメンの一種と共生する珍しい生態を持ちます。2006年に神奈川県三浦市の磯で発見され、2013年には鳥羽市安楽島町の磯でも初確認されました(その後の調査で新潟県の佐渡島でも見つかり、現在もこの3地域でしか確認されていないようです)

展示水槽と並行してシャーレの中でも飼育しています。生態観察の為、シャーレの個体はカイメンに1個体だけ共生させ、顕微鏡で観察しながら餌を与えています。数日毎にアルテミア孵化幼生を与えるのですが、腹を空かせていると反応良く触手を開いてくる動きがかわいいですね。アルテミア幼生3匹ほどを一気に丸飲みです。

中央のオレンジ色がアルテミア幼生

すぐに丸飲み

イソギンチャクが摂餌すると「衣」のカイメンも成長するので、どうやらカイメンはイソギンチャクの排泄物も餌にしているようです。カイメンを針で触れると少し粘りがあって質感は和菓子の求肥(あるいは大福もち)のよう。イソギンチャクと共に少しづつ成長する姿がかわいくてかわいくて…

こんな風にイソギンチャクとカイメンに萌える自分に驚いたりしています(笑)

サイズが小さすぎて展示水槽でこの魅力が伝わりにくいことがもどかしいぐらいですね。

【飼育研究部 森滝丈也】

ガラスエビが見たい!

2019年1月 12日(土曜日) 筆者 つぼんぬ

昨年生まれのイセエビの赤ちゃんが大きくなっています。

イセエビは卵から生まれたあと、約300日間、透明で親のイセエビとは違う形で過ごし、その間フィロソーマと呼ばれます。フィロソーマは体長1.5mmほどでふ化し、脱皮をしながら成長しますが、体長30mmほどになると、親のイセエビの形をしたプエルルスと呼ばれる次の段階へと大変身します。

これは、生後270日、体長は28mmまで成長した現在展示中のフィロソーマです。

こちらはまだ生後200日ほどです。

イセエビの腹部、尾になる部分ができているのが分かりますか?触角になる部分も長くなっています。

このままうまくいけば1~2回の脱皮を経て、約1ヶ月後、プエルルスに変身予定です。

ところで、フィロソーマの次の段階であるプエルルスは、親のイセエビの形に変化をしていますが、まだ透明のままの状態が約2週間続きます。ガラス細工のようなイセエビになることから、通称ガラスエビとも呼ばれています。

ここ数年、鳥羽水族館ではガラスエビまで成長していません。

2週間限定のガラスエビ、今年はぜひ見たい・・と思う今日この頃です。

【飼育研究部 つぼんぬ】

 

知る人ぞ知る穴場ポイント。

2019年1月 10日(木曜日) 筆者 ともちゃん

寒くて寒くて震えているともちゃんです。

 

セイウチたちに餌をあげるときは、手に餌を持ってそのまま口に近づけると餌だけを吸い取って食べます!

餌は噛まずに丸飲みです。

外で餌をあげてるので、時間がたつと手の感覚がなくなってきます。

そんな時セイウチの口に手を入れると暖かいので、痛いけど少し救われます(^o^)笑

 

ふれあいタイムの時のお話。ほとんどのお客様が背中や頭のてっぺんから首にかけての所を触っていますが、ともちゃん的オススメポイントは…

「鼻の周り」!!!

ズバリ!ここでしょう!!

柔らかくてしっとりしていて、それでいてもっちりとしています。触るとまるで「きれいな青い草原の上に寝転んだような脱力感」が味わえます。

背中もいいけど、ここは外せません!!鼻の周りを触らずして、セイウチは語れません!

セイウチは噛みついたりしないから大丈夫。恐る恐る勇気を出して触ってみて下さい!

 

セイウチの鼻の周りを触ったあなたは、そっと目を開けてみてください。

あなたの目の前には「きれいな青い草原」が広がっていることでしょう!笑

 

あっ、鼻水にはお気を付けを。

 

【飼育研究部 ともちゃん】