白いクリスマスツリー

2018年12月 24日(月曜日) 筆者 もりたき

メリーグソクマス!

クリスマスシーズンに合わせたかのように、へんな生きもの研究所のオオグソクムシの背中に「白いクリスマスツリー」が出現しました。

イメージ画像

いや、ホントはクリスマスツリーなんかじゃありません(笑)。実はこの体色変化はオオグソクムシの脱皮兆候(サイン)なのです。

オオグソクムシをはじめとするダンゴムシの仲間は、まず体の後半部を脱ぎ、しばらくしてから前半部を脱ぐ「二相性脱皮」をおこないます。後半部の脱皮の前にまず前半部が白くなり、それが白い三角形(今回のクリスマスツリー)模様に見えるのです(後半部の脱皮前に前半部が白くなるのは後半部のカルシウムを前に移動させているからではないかと推測しています)

6月にも別の個体でこれと同じ脱皮兆候が確認されました。その個体はこの3日後に脱皮しました。

同じパターンだとすると、今回の2匹も年内には脱皮するのではないでしょうか(今回の2匹は2016年9月から飼育していますが、この間、脱皮は一度もしていません)

【飼育研究部 森滝丈也】

メリークリスマスイブ

2018年12月 24日(月曜日) 筆者 しんたに

待ちに待ったクリスマス!ここ鳥羽水族館でもそこかしこにサンタさんが出現しています。今日と明日にはいつも担当しているジュゴンのセレナのところにもサンタさんがやってくるのだとか。。

そんな華やいだ空気の中でもペリカンたちは通常運転。寒さにも負けず元気にごはんを食べ泳ぎ寝ています。

意外に大きくて初めて見る方はびっくりされるペリカンたち。へんな生きもの研究所をでると目の前に大きな鳥がいるのでみなさんびっくりされます。そんなペリカンたちを支える足もとっても大きいんです。

見てください!この立派な水かき!

この大きい足のおかげで水面をすいすい優雅に泳ぎますし、意外に陸上でのうごきもすばやいんです。

ちなみに、、コシグロペリカンのクロちゃんの足は

青っぽい!写真では灰色ですが実物だともう少し青さがわかります。

それでは、みなさまよいクリスマスをお過ごし下さい。

【飼育研究部 しんたに】

オウムガイ類の孵化個体を比較する

2018年12月 23日(日曜日) 筆者 もりたき

今回、パラオオウムガイが孵化して、鳥羽水族館で繫殖に成功したオウムガイ類は3種類となりました。

ここで念願の孵化個体を比較してみることにしましょう(以前から個人的に興味がありました)

パラオオウムガイ Nautilus belauensis

オオベソオウムガイ Nautilus macromphalus

オウムガイ Nautilus pompilius

う~ん、なかなか面白い(笑)

成体のオオベソオウムガイはこのように臍孔(サイコウ・殻中央のくぼみ)が大きいこと(大きなヘソ)が特徴ですが、孵化個体では一番目立ちませんね。

反対に、孵化個体の中で臍孔が一番大きいのはパラオオウムガイですね(成体では臍孔が閉じています)これは興味深い。臍孔は成長に伴ってふさがっていくようです。今後の成長・変化が楽しみです。パラオオウムガイ成体↓

注:現在はオオベソオウムガイの展示はおこなっておりません。

【飼育研究部 森滝丈也】

日本の川の自由気ままなオシドリ

2018年12月 23日(日曜日) 筆者 ゆぅ

Jコーナー「日本の川」の巨大な川水槽にて現在、一羽のオシドリを飼育しています。この子がまた大きな展示水槽内を自由自在に飛び回るため、なかなか見ることができない・・・と途方に暮れる方もいらっしゃるのではないでしょうか?そんな方々のために、可愛らしいオシドリの写真を少しご紹介。

オシドリがいるのはこの大きな水槽ですよ。早速裏側から回り込んでさがしてみましょう。

いましたね。割と警戒心が強いため、普通に近づくとすぐに逃げてしまいます。そして触ると突かれます。

少しずつ下がると、オシドリもそれに合わせて少しずつ近づいて来ます。

来た来た・・・うん、でももうこれぐらいでいいから。もう近づいて来なくて大丈夫よ。餌も無いから。

扉まで来ちゃったよ。可愛いですね。しかし、このせいで一度館内に逃がしかけた・・・なんてことは秘密だぜ!

ムチムチボディのあの子

2018年12月 22日(土曜日) 筆者 いそぴー

こんにちは、いそぴーです(‘ω’)さて今日は、8月に生まれたオタリアの赤ちゃん【みぞれ】についてです!みぞれファンの皆様お待たせしました!笑

昨日の夕方に、母親である【あられ】のトレーニングに私もカメラマンとしてお邪魔しました。夕方なので、写真が暗めです。すいません。

あられの後ろにべったりな、みぞれ。

近くで見ると目元が、あられにそっくりです(*^^*)

いつもは、遊んでとばかりに寄ってくるのですが今日は警戒気味。笑

このムチムチボディ可愛すぎます!!

最後の方は、よく寄って来てくれました。口元は、父親の『クーバ』にそっくりなんです。小さい歯が見えています(‘ω’)カワイイ

ちなみに、この写真を撮っている時はまるで子供をあやすかの様に大人2人がかりで頑張りました(笑)こんな感じで毎日癒されているスタッフ達です。

皆さんも、ぜひ会いに来てあげて下さいね。

 

【飼育研究部 磯原玖美】

 

パラオオウムガイが孵化しました

2018年12月 22日(土曜日) 筆者 もりたき

先日、鳥羽水族館初となるパラオオウムガイが孵化しました。これまでにオオベソオウムガイ、オウムガイの孵化に成功していますが、これで3種目の繫殖成功になります。殻径3㎝ほど。やはりカワイイですね(笑)

さて。

孵化まで10ヶ月ほどかかるオウムガイ。その途中で卵殻の隙間からヨコエビが入り込んでオウムガイの胚や卵黄をかじってしまうことがあります。孵化成功に導くためには水槽からヨコエビをできるだけ排除することも大事になります(自力で泳ぐようになれば問題ないのですが)

今回孵化したパラオオウムガイも卵殻にいるときからヨコエビに少しかじられていた個体がいました。以前、水槽の中は大掃除したのですが、小さく、すばやく動き回るのでなかなか根絶できず、2匹ほどヨコエビが残っていたようです。

今回、なんとか無事に孵化して、一安心かと思いましたが、よくよく見ると…臍孔(中央のくぼみ)にヨコエビが潜んでいるじゃないですか!

これは退治せねば。ヨコエビには悪いですが、針でつついて退治しました…これで一安心か。

今、水槽には種類は異なりますが先輩の孵化個体(オウムガイ)P162がいます。

この個体は2015年4月25日に孵化し、既に性成熟に達しています。

パラオオウムガイもどんどん孵化して、オウムガイやオオベソオウムガイのように性成熟に達するまで成長してもらいたいものです。

【飼育研究部 森滝丈也】

今日から、ウチは!!

2018年12月 21日(金曜日) 筆者 ともちゃん

 

皆さんこんにちは、ともちゃんです。

自分の事を「私は」「僕は」というより「ウチは」っていう人が好きなともちゃんです。

 

今年も残りわずかとなりましたね!残すイベントはクリスマスぐらいでしょうか!?

最近よく、お客さんに話しかけられることが多いです!

子どもから若者、年配の方まで色んな人と話すことがありました。

この前のマダム5人組は、「兄ちゃんおもろかったわぁ。最初はアシカショー見て帰ろうと思っててん、でも電車まで時間あるからセイウチ見に来たら大正解!めっちゃ楽しめたわ!おかげで特急の電車を3本乗り過ごしたわ!」と言っていましたよ。笑

 

こういう時、やっててよかったなと思います。

動物でも人でも匂いでも大きさでも、何か伝わったかな(^o^)と思う瞬間です!

 

寒い中待っててくれたお客さんにセイウチを見て触って感じて、少しでもあったかくなってもらいたい季節です!

寒いのが苦手で冷え性でしもやけマンのともちゃん。でもなんだか、今日から冬が好きになりそうです♪

 

昔のポウちゃんとクウちゃんの写真でお別れです!

【飼育研究部 ともちゃん】

トレーニングのススメ!その⑰

2018年12月 18日(火曜日) 筆者 ともちゃん

トレーニングのススメ!前回の続きです。

 

トレーニングを進めていくときには「脱感作」と呼ばれる、環境やモノに慣れさせるということが重要です。エサをあげるのも、まずは人の手から食べるということに慣れないといけませんし、ターゲットを使うにも慣れさせないと怖がらせてしまうだけです。

 

全てのイルカやアシカが『ボール』を使った種目ができるというわけではなく、ボールというモノに対する恐怖心を和らげてあげるとトレーニングが進められます。ショーをするにも、ショーステージに怖がって出てこないようでは始められません。

いろんなことに慣れさせないといけませんが「トレーナーと一緒にいれば安心だ!」と思ってもらうことが1番重要ではないでしょうか(^^)⁇例え、ボールに対する恐怖心が薄れても、ボールを見せてくる人に対して嫌いだったり、怖いという嫌な印象があると動物も不安になってしまいますよね!?

 

動物から好かれるトレーナーってどんなトレーナーなのでしょうか?いまいち僕も答えが出せていません。多分これも「答えのないこと」で、毎日考えては実践しての繰り返し。動物だって人と同じように気分ののらない日もあるでしょう。【動物のペースに合わせていける】こと、簡単そうで難しい目標です。

 

つづく

 

【飼育研究部 ともちゃん】

みかんちゃんショーデビュー!

2018年12月 18日(火曜日) 筆者 まなべ

皆さんこんにちは!

突然ですが12月15日にショーデビューをしたアシカがいるので紹介したいと思います。

 

この子はカリフォルニアアシカという種類で5歳の女の子、名前を「みかん」といいます!

みかんちゃんがショーに出るのは、不安でいっぱいでした。

練習ではミスすることもあり、ショーで使うBGMや効果音にビックリしたりと、正直ショーを目前にしているとは思えないほどでした。

 

そんな中15日にデビューすることになり、この日は土曜日ということでショーステージは超満員!

さらに不安で、僕が緊張していました。(ちなみに僕はショーに出ません 笑)

ですが、不安に思っていたのは飼育員だけだったのかも知れません。

みかんはほとんどミスもなく、たくさんのお客さんの前で伸び伸びとショーをしていました。

 

 

そんな姿を見て僕は感動し、運動会で自分の子供を応援するお父さんの気持ちがよく分かりました。

 

これからみかんちゃんはどんどんとショーに出ていくので、先輩アシカに負けないよう一緒に頑張っていきたいと思います!!

ぜひみなさんもみかんちゃんの一生懸命なショーを見に来て下さい!!

お待ちしてまーすっ!!

 

【飼育研究部 まなべ】

大きなアサリ

2018年12月 18日(火曜日) 筆者 もりたき

水族館では魚などの餌に生きた「アサリ」を使っていますが、先日購入した中にひときわメガサイズの個体がいました。なんと殻径7㎝(70.2mm)もあるじゃないですか!(ちなみにラッコの餌などには「大アサリ」を与えていますが、これはアサリではありません。標準和名はウチムラサキでアサリとは別種になります)

ちょうど、小さめの大アサリ(ウチムラサキ)があったので、この巨大なアサリと比較してみました(下がアサリですよ)

…おぉ、大アサリとほぼほぼ同じサイズだ。

通常のアサリとも比べてみました。

これで同じ種類とは…

さて、調餌室でこの巨大アサリに気づいた同僚のHさんが「これは貴重!餌に使わないであげて~」と懇願するので(笑)とりあえず、へんな生きもの研究所の水槽に移動してみました。

餌から展示生物にステップアップ?といったところでしょうか。機会がありましたら是非ご覧ください。スベスベマンジュウガニ水槽に入れてあります。

ちなみに、アサリは環境が良いと(餌が豊富である場合など)こんな風に大きく成長することがあるそうです。

【飼育研究部 森滝丈也】