だれでもいい

2019年6月 22日(土曜日) 筆者 みなみ

 

もうすぐ梅雨入りでジメジメした日が続きますが、それを我慢すれば私の大好きな季節、夏はもう目の前です。

 

今日は人工哺育で育てられたスナメリの輪(リン)についてです。

人に慣れているのかとても人懐っこく餌を食べているときも、水槽の掃除をしているときも遊んでほしそうに近くまで来てくれます。

体に触ったり撫でたりすることもできます。他のスナメリだと嫌がったりするのですが、輪は違います。

触ったり遊んだりさせてくれるのも、スナメリの担当飼育員になれたからだろうな・・・と心の中で喜んでいましたが、

まさかの、初対面の実習生にこの対応・・・!笑

 

何度も手にアタックして遊んでいます。楽しそうです。

 

輪は、遊んでくれる人なら誰でもいいみたいですね。笑

 

【飼育研究部 みなみ】

 

悲しいお知らせ

2019年6月 22日(土曜日) 筆者 りゅー

6月13日にコツメカワウソのレンゲが斃死しました。体調不良が続き、いろいろな手を尽くしてきましたが、残念ながら快方には向かいませんでした。

レンゲは生まれつき体が小さく、丈夫な方ではなかったので、今までにもいろいろ手を焼いた子でした。12歳でした。レンゲのことを今までありがとうございました。

写り込みがありますが、1番好きな写真です。

【りゅー】

 

 

お食い初め

2019年6月 21日(金曜日) 筆者 もりたき

先日紹介した、ツミイレカイメンから見つかった小型コウイカの続きです。現在、腰高シャーレで飼育しています(展示はしていません)

16日の夕方に孵化して、今日で4日経過…。全長は7㎜程度です。

先ほどイサザアミを与えたところ、すぐに触腕を伸ばして餌を捕まえました。

初めての摂餌でしたが、反応は上々。今後の成長が楽しみです。

この仔イカの種類は…ボウズコウイカでしょうか?もう少し成長すれば、はっきりすると思います。もう少し大きくなれば展示したいと考えています。

【飼育研究部 森滝丈也】

過去のメス個体も丸まっていました

2019年6月 21日(金曜日) 筆者 もりたき

先日書き込んだダイオウグソクムシの防御態勢に雌雄差があるのか?の話題ですが、もちろん個体差の可能性もあるかもしれません。単に24号が丸まりやすかっただけだったり。

24号 ♀

ところが、過去にもう1個体、小型の若いメス個体を飼育していたことがありまして、その個体の画像を記録していたことを思い出しました。

画像を確認してみると…やはりこの個体も強く丸まっていました。当時は小型個体だからこんな風に丸まるのか、と思いこんでいましたが…。

20号 ♀

同じ時期に飼育していた同じサイズのオスの画像も記録していましたが、こちらは他のオスと同程度の丸まり具合でした。

19号 ♂

どうやら本当にダイオウグソクムシの防御態勢に雌雄差があるようです。

さらに検証していきたいと思います。

どこかメスのダイオウグソクムシを飼育している園館さんがあれば情報頂けたら嬉しいです(笑)

【飼育研究部 森滝丈也】

水族館就職を目指す若者たちへ。その2

2019年6月 20日(木曜日) 筆者 ともちゃん

皆さんこんにちは、ともちゃんです。

 

先日、館内を歩いていたら男の子に声をかけられました。

声をかけられることは珍しくはないんですが、たいてい「アシカショーはどこでやってますか?」「落とし物したんですが…」というのが2トップで多いです(^^)

 

「すみません、お時間ちょっと良いですか?」

現在、大学3年生で、将来は水族館で働きたいという男の子でした。

その子は水族館で働きたくて大学に入ったけど、自分の所属している学科が「水産学科」じゃないことで、就職に不向きではないかと悩んでいました。

その子は「水族館就職というと水産学科が有利だと思うのですが…」と、来年に控えた就職活動が不安だというのです。

 

この前も飼育日記で書いたんですが、最終的には「気持ち」です。

負けないこと、投げ出さないこと、逃げ出さないこと、信じ抜くこと。それが1番大事です!

水族館で働きたい人はたくさんいます。

水族館に就職してどうしていきたいかが大事です。

夢を与える仕事だから、その子にも夢を持って就活に励んでもらいたいです!

 

頑張れ!どこかの水族館で、また会おう!

 

【飼育研究部 ともちゃん】

 

ダイオウグソクムシのオスとメスの防御態勢について

2019年6月 19日(水曜日) 筆者 もりたき

みんな大好きダイオウグソクムシ!本日、10ヶ月ぶりにダイオウグソクムシの摂餌を確認しました(マサバ)

最近は、与えた餌はそのまま一晩放置しているので、どの個体が食べたのかはわかりませんが、食べたのは5ヶ月前に反応していた唯一のメス24号?

2019年1月 餌に反応する(が、食べない…)24号

そこで、食べたのかお腹の張り具合を確認してみようと24号を久しぶりに持ち上げてみると…

何と!しっかり丸まって防御態勢になるじゃないですか!

驚きました。

というのも、ダイオウグソクムシは持ち上げても、極端に丸まることはなく、逆に反り返ることが多いと感じていたからです。

比較対象 14号(オス)

今回のように丸まった姿を確認したのは、2007年の飼育開始以来、初めてです。もしかしたら…メスとオスとで行動が異なるのかも知れない…とも思ったり。

ちなみに、なぜかダイオウグソクムシのメスはほとんど採集されないようで、現在、国内で飼育されているのはわかっている限り24号だけ(他に飼育情報があれば教えて下さい)※現在の飼育数はオス5、メス1

それで、これまでオスとメスの防御態勢の違いに気が付かなかったのか、とも思ったり。

興味深いのでさらに情報を集めて検証していきます。

【飼育研究部 森滝丈也】

今日も頑張ってます!

2019年6月 19日(水曜日) 筆者 いそぴー

夏前なのに、早くも日焼けして色黒ないそぴーです。久しぶりな飼育日記です(^_^;)

今日はミナミアフリカオットセイの『ふたば』の話です。ふたばは、今年で4歳になった女の子です!

そんな『ふたば』が最近頑張っていること!「お客さんの目の前に出て来てトレーニングをすること」です。

昔からちょっと臆病な性格の『ふたば』には、これがなかなか苦戦中でして…。

「ふたば~!出ておいで~!!」と呼ぶと…そろ~っと様子をうかがいながら登場。

台につきました!キョロキョロ…気になる気になる…ソワソワ

よし!全身乗れた(^o^)あとは、プールに戻らず最後まで頑張れるか、、、

「ガタン!」とどこかで物音がっっ。あ~、帰ってしまいました、、、。

でも、もう1度呼びに行くと今度は前肢でブレーキをかけながら登場(笑)キキーーーッと効果音が似合う(笑)

というのを、くり返して何とか頑張っていますのでどうぞ温かく見守ってください(*^_^*)

Lコーナー水の回廊で生活していますよ!

 

【飼育研究部 磯原玖美】

こんなところにイカの卵が!

2019年6月 17日(月曜日) 筆者 もりたき

昨日、イシダタミヤドカリが背負ったツミイレカイメンが少し痩せてきたなぁ…と思いながら観察していて、カイメンの中から米粒のような異物がコンニチワ!していることに気が付きました。

高さ5㎜ほどでしょうか。タケノコのようにニョッキリ出ています。入館時には気付かなかったので、カイメンが少し痩せたために埋まっていたものが出てきたようです。

このカイメンからは寄生性の貝が見つかるので、それか?と思いつつそっと引き抜くと…何とコウイカ類の卵じゃないですか!驚きました。

ちょうど孵化直前だったらしく、取り出してすぐに孵化しました!

こんなところに産卵するイカがいるのか…。

その後調べてみると、スジコウイカやボウズコウイカなど小型コウイカ類はカイメンに産卵する習性を持つそうです。ツミイレカイメンにも産卵することがあるのか不明ですが、通常は他種のカイメンの大孔(出水孔)に一つずつ産卵するようです(卵はカイメンの“肉”に埋没することはないようですね)

今回はツミイレカイメンに飲み込まれて埋没していたことが(結果、保護されていた、とも考えられますが)興味深いです。

今回のコはボウズコウイカでしょうか?少し飼育して種類の特定に努めます。

【飼育研究部 森滝丈也】

これであなたもカピバラマスター?

2019年6月 17日(月曜日) 筆者 なかざわ

皆さんお久しぶりです!なかざわです。最近、雨が多いですが、晴れている日はとっても気持ちが良いですね!そんな日はカピバラたちも日向ぼっこをしながら、ウトウト・・・

 

ところで皆さんはカピバラのメスとオス、見分けることが出来ますか?

この写真(下)、どちらがメスかオスか分かりますか?皆さんも一緒に考えてみて下さい。

正解は上に写ってる方がメスで、下がオスでした!

見分けるポイントは、鼻の上の毛が生えていない黒い部分に注目!実は、メスと比べるとオスはボコッとしたコブのような突起があるんです。これを「モリージョ」といいます。ちょっと面白い名前ですよね。(心の声)

モリージョは、ここから油のような分泌物を出し、自分のテリトリーを作る為に木などに擦りつけたり、繫殖期になるとメスを惹きつける役割があります。

壁をよく見ると擦りつけた跡が・・・。

掃除をしているとホースにも擦りつけてきます。

鳥羽水族館には4頭ものカピバラが暮らしているので、良かったらメスとオス見分けてみて下さい!これであなたも鳥羽水カピバラマスターです。(笑)

【飼育研究部 なかざわ】

ヤマトメリベの展示始めました。

2019年6月 16日(日曜日) 筆者 にしおか

皆さん、こんにちは。にしおかです。

6月13日より、珍しいウミウシの仲間である、ヤマトメリベの展示をへんな生きもの研究所で開始しました。

ヤマトメリベが鳥羽水族館へ入館し、私も初めて見た時は非常にテンションが上がりました(笑)

ヤマトメリベには、頭巾と呼ばれる袋のような口部があり、これを使って、小さな甲殻類や小魚などを包み込んで捕らえて食べます。少し分かりにくいですが、ヤマトメリベがラッパのような口を広げ、エサ(赤い丸の中)を捕まえることに成功しています。

見た目だけでも、へんな生きものなのですが、実はこのヤマトメリベ、刺激を与えると強い柑橘系のにおいを出します。早速、ヤマトメリベに触ってにおいを確認してみると、なんとグレープフルーツのようなにおいが・・・!クセになるにおいです(笑)

ヤマトメリベに関して、まだまだ分からないことが沢山ありますので、何か発見出来るように飼育展示を通して、今後調査を続けていこうと思います。

皆さん、迫力満点なヤマトメリベに、是非会いにきてくださいね。

それでは、最後に段々とせまってくるヤマトメリベで終わりたいと思います。

【飼育研究部 にしおか】