コブシメが大きくなってきました

2020年10月 29日(木曜日) 筆者 つぼんぬ

今年生まれのコブシメたちは順調に大きくなっています。

展示を始めた9月は、まだ甲の長さが15~20㎝でしたが、もう最近は20~25㎝くらいありそうです。

普段落ち着いているときは、あまり動かずにじっとしていることが多いイカですが・・

エサを入れると・・

体色をさっと変えて、触腕を伸ばして捕まえます。

そして、また元の体色に戻り、エサを抱えている腕をもぐもぐさせて食べます。

ぐんぐん成長する時期はやはり餌もよく食べます。

この日は特によく食べ、エビ7匹を食べていましたよ。

大きくなったコブシメの姿をぜひ見てくださいね。

【飼育研究部 つぼんぬ】

さよなら2ケタ よろしく3ケタ

2020年10月 25日(日曜日) 筆者 まえだ

皆様こんにちは。20代にさよならが近づいてきているまえだです。

 

さて、天高く馬肥ゆる秋と言いますが鳥羽水にもどんどん肥えてきている仔が。

ご存じセイウチのテンちゃんです。

今は1週間に2回体重測定をしているのですが、本日10月25日の測定で100.1㎏とついに100㎏の大台へ突入しました。

 

誕生時は52㎏だったテンちゃん。

これは誕生2日目の私の膝枕で寝るテンちゃんです。

当時もずいぶん重かったですが今では体重は約二倍。このムチムチボディです。

クウちゃんから預かった大事な命。分からないだらけで不安いっぱいの人工哺育でしたが、何とかここまでは大きな躓きもなくたどり着きました。

しかしまだまだ道半ば。いや、4分の一くらいかな?

セイウチのオスは大きい個体だと1500㎏程にまで成長します。

10数年後、巨大なテンちゃんを皆さんにご覧頂くために担当者5人のパパの育児はまだまだ続きます。

 

わんぱくでも良い。たくましく育てよテンちゃん。

【飼育研究部 まえだ】

オオベソオウムガイM63の近況

2020年10月 24日(土曜日) 筆者 もりたき

8月1日に孵化したオオベソオウムガイの赤ちゃんM63はようやく80日を経過。

順調に成長しています。

ほぼ10日毎に記録写真を撮っていますが、今回は孵化翌日、28日後、50日後、79日後の姿を同比率で並べてみました。いかがでしょうか。

孵化の際に生じた黒いスジが目印になって殻の成長具合がよく分かりますが、孵化からちょうど30㎜成長しました(10月20日現在)

オオベソオウムガイの故郷でもあるニューカレドニアのラグーン水族館の飼育スタッフとも情報共有しつつ、育てています。

餌は週2回(エビ)。元気に食べていますよ。

ご来館の際には是非、ご覧ください。

【飼育研究部 森滝丈也】

おしりカイメン?

2020年10月 23日(金曜日) 筆者 もりたき

先日の水曜日はいつもお世話になっている紀伊長島の甚昇丸さんに乗船させていただき、恒例の沖合底曳き網採集…でしたが、あいにくの高波とうねりの影響で1回だけの曳網で終了。

紀伊長島沖水深150mでした。

それでもいつもと違う場所・水深での曳網だったので、これまでに採集したことのない生物がいくつか入りました。

ひとつはこちら。変わった形のカイメンです。

2匹採集して、どちらも同じような形だったので、これがこの種の特徴なのかもしれません。「勾玉」や「ジャガイモ」、「丸まったカブトムシの幼虫」にも見えますが、最初の印象から、ひとまず仮称は「おしりカイメン」とでもしておきましょう(笑)

今後、種類を調べてみます(カイメンは種類の特定が難しいですが…)

その他には、ウミウシの仲間、ヒトエガイとか。

本種は甚昇丸では初めての採集です。触角の付け根にある一対の黒い点が眼ですが、こうやって見るとなかなかカワイイ顔つきをしていますね。

それから種類不明のヒメヒトデの仲間とか。

これらは全てへんな生きもの研究所で展示しています。

【飼育研究部 森滝丈也】

1歳まで、あと240日!!!

2020年10月 23日(金曜日) 筆者 ともちゃん

 

皆さんこんにちは、ともちゃんです。

 

テンちゃんが10月20日で4ヶ月齢を越えました!

日に日に成長中です!

 

 

年内の採血に向けてトレーニングも少しづつステップアップしています。

伏せの状態とキープできる時間が長くなってきたので、次のステップへ進みます。

これは後肢にお湯をかけ、血管を見やすくしています。

いきなり熱すぎるお湯をかければ嫌悪感を覚え、この姿勢に嫌なイメージが付いてしまうので、まずはぬるま湯をゆっくりかけることからスタートしました。

ありがたくもテンちゃんは「お湯をかけられること」に関しては、特に気にせずあまり違和感を感じていないようです。

 

後肢の確認です。

血管が少し浮き上がっているのが見えますか?

 

この状態も安定していますので、次の段階としては「針を刺す時の痛みに馴れさせること」。

おそらくこれが1番難関です…。

セイウチがどう感じているか分かりませんが、少なくとも痛みとして認識するとは思いますので、その痛みに対してどう反応するか…。

「痛みに我慢しなさい」より「トレーナーのお兄さんといたら安心」というイメージが付けばいいかなと思ってます!

 

テンちゃんの可能性を信じています!(^^)!

 

【飼育研究部 ともちゃん】

 

ニコ君8か月でやっと体重20㎏超えました!

2020年10月 22日(木曜日) 筆者 あまま

よその子の成長は早いとよく言いますが、近所の子がいつの間にそんなに大きくなったの?という経験は皆さんありませんか?

先日久々にセイウチのテン君の授乳の手伝いに行ってきました。久しぶり~っというより、デカっ!という感じです。顔だけでニコくらいあるかも・・・?テン君の体重はもうすぐ100㎏と聞いて、あままは、昨日慌ててニコの体重測定をしました。20.3㎏でした。テン君の1/5サイズ。ニコの方が4か月もお兄ちゃんやのに!!!と思っても、セイウチとバイカルアザラシでは、比べてもしょうがないですよね。

そんなニコは相変わらず、写真を撮ると全然別の顔を見せてくれます。そこで今回は、面白い顔が撮れたので変顔からのすまし顔、そしてニコ通常バージョンの3連発です。ご堪能下さい。

 

いかがだったでしょうか?ニコは、今日も元気です。皆様も寒くなってきましたし、どうぞ風邪などひかないようにご自愛くださいね!

【飼育研究部 あまま】

カグヤヒメウミウシがあのカイメンを摂餌していました

2020年10月 21日(水曜日) 筆者 もりたき

今朝、へんな生きもの研究所のカグヤヒメウミウシがカイメンを摂餌していました。

これは前回、アオウミウシが食べていたカイメンと同じ、だし巻き卵か湯葉のような質感のあの灰色のカイメンです。

このカイメンはイロウミウシ科、特にヒュプセロドーリス属(Hypselodoris)のウミウシが好んで食べますが、カグヤヒメウミウシも同じ仲間。とても気持ち良い食べっぷりでした。

実は、4日前にもカグヤヒメウミウシがこのカイメンを摂餌している姿を確認していました(今回と同じ個体かは不明)

その時、結構な量のカイメンが食べられたのですが、今あらためて確認すると、食べられた部分はかなり復活(再生)しています(伸びている組織がわかるでしょうか?)

このカイメン、意外と再生力が強いようです。

ウミウシの捕食圧とカイメンの再生力のバランスが釣り合えば、新たなカイメンを探してこなくてもこの水槽の中でウミウシ達はいつまでも餌を食べ続けることができるようになるかも。

そんな飼育環境を目指していきたいですね。

今後もウミウシ類の長期展示を実現するために餌情報のデータを蓄積していきます。

【飼育研究部 森滝丈也】

光の水族館

2020年10月 20日(火曜日) 筆者 たかむら

【光の水族館】

これは、ある雑誌の中で鳥羽水族館のことを紹介していた記事のタイトルです。

光の水族館?これだけだと一体何の話をしているのか分かりませんよね。

【百聞は一見にしかず】

画像をみてください。

こんなシーンをご覧になったことがありませんか?

水槽の中に太陽の光(自然光)が差し込んでいるところです。

記事を書いた方は、鳥羽水族館でのこの光景に心奪われたんだと思います。

こちらは古代の海ゾーンにあるチョウザメの水槽。

こういう演出の水槽じゃないのか?と思えてしまうほど光の柱が良いアクセントになっています。

こちらは伊勢志摩の海・日本の海ゾーンにあるスナメリの水槽。

光の中を泳ぐスナメリたちの姿が神々しく見えてきます。

【当館では建物の向きの関係から、こうした光景がみられるのは午後に限られます。】

天気がちょっと悪いとき雲の隙間から太陽の光が柱のように見えることがありますよね?

気象用語では「薄明光線」と呼ぶそうですが、私はもう一つの呼び名「天使のかいだん」のほうが気に入っています。

水族館の水槽で光の柱を見かけることができたら、皆さんにも何か幸運が舞い降りてくるかもしれませんね。

【飼育研究部 たかむら】

ここから、再出発。

2020年10月 20日(火曜日) 筆者 ともちゃん

皆さんこんにちは、ともちゃんです。

 

10月19日から※「セイウチのふれあいタイム」が再開しました。

約8か月ぶりの再開です。

※ふれあいは当面中止で写真や動画撮影は可。

まだまだ予断を許さないこの世界情勢の中、ともちゃん自身「このまま、セイウチのイベント、無くなるのかなぁ」とも思っていました。

皆さんには引き続き、消毒や検温、ソーシャルディスタンスの確保、イベントの制限などお願いする形になりますm(__)m

 

100%の力は出せないかもしれないけど、セイウチを伝えたい気持ちは変わりません。

しっかりと対策をしてご来館いただいたお客様には、精一杯おもてなししたいという気持ちです。

 

セイウチたちの状態は、冬に向かって摂餌量が上がっていき、年末から春前くらいには発情期がやって来ます。

毎年のことながら、発情期の時には、また中止をしないといけなくなるかもしれません。

 

色々な意味で「変化」していくものだと思います。

今の環境に合わせたスタイルで、焦らずゆっくりと、安全で楽しめるイベントにしたいと思っています。

皆さんのご協力で僕たちは、一つステップアップができます。

 

セイウチもトレーナーもお客様も楽しめるイベントになりますように(^o^)

 

【飼育研究部 ともちゃん】

日本初!

2020年10月 20日(火曜日) 筆者 たっけー

お久しぶりです!たっけーです。今回はおめでたい話題をお伝えしたいと思います!

この度、日本で初めて「イヌガエル」の繁殖が成功しました!!以前、飼育日記で台湾出張に行った話をしましたが、その時譲渡して頂いた個体が産卵しました。7月18日の閉館後、飼育ケースを見ると大量の黒い点々が、、、よく見ると卵で発生が進んでいました。 この黒いのが全て卵です(集合体恐怖症の人達はごめんなさい!笑)卵を別のケースに移し、観察を続けると数日後にはオタマジャクシの状態になり泳ぎ始めました。

(10日後の様子)

3ヶ月経った今では、元気に仔ガエルへと成長しています。親ガエルの大きさになるには時間はかかりますが、無事生まれてきてくれて嬉しい気持ちでいっぱいです!

毎日たくさんの餌を食べて成長してきているので、是非小さい間のイヌガエル達を見に来てくださいね!ではでは~

【飼育研究部 たっけー】