ダイオウグソクムシが入館しました

2021年7月 12日(月曜日) 筆者 もりたき

みんな大好きダイオウグソクムシ!夏休み入りを前に、先日2匹のダイオウグソクムシ(№33・34)が仲間入りしました。

体長は27-28cmなので、よく見かけるサイズ感ですね。

まずはビニール袋に入れたまま水槽の中に…水温調整をしてから水槽内にリリースです。

これで、現在の飼育個体数は5匹になりました(№24・28・32・33・34)

実は、今年の春に長期飼育記録を更新していた№12(2805日)と№14(2825日)が相次いで死亡したので、現在の一番古い個体は2015年に入館した№24(唯一のメス)となりました。

№24

 

当館におけるダイオウグソクムシ飼育は14年前の2007年から始まり、これまでにさまざまな話題を提供してくれましたが、まだまだ飼育方法は手探り状態。

今後も引き続き、より良い飼育方法を模索していきます。

【飼育研究部 森滝丈也】

色々と見えてきました。

2021年7月 12日(月曜日) 筆者 ともちゃん

皆さんこんにちは、ともちゃんです。

 

この飼育日記で何度も話題にしてきているポウちゃんの体重の話。

例年、発情期(だいたい12~4月くらい)にかけて体重が上がっていきます。

そして、換毛期(だいたい4~7月くらい)に入ると、体中の毛を新しい毛に変えるためにエネルギーを消耗するため、体重が下がっていきます。

5月の頭に今季Max1130kgあった体重が、ジャスト1000kgにまで減りました。

1130kgから1000kgになるまで約2か月、この間はエサを増やしたり減らしたりしませんでした。

例年このサイクルで増体と減量を繰り返しているので、想定内でした。

 

ですが今年は違います。

1000kgになってから3週連続で増体しているんです。これは初めての経験です。

去年のこの時期は、すでに900kg前半です。

今年(7月11日現在)は1025kgです。

 

換毛期の体重減少をできるだけ少なくしたいというのが目標でしたが、体重の減りが少なくて安心しています。

毎年、夏の換毛の時期は体が重そうでダルそうに見え、エサ以外の時間でずっと寝ていました。

今年はエサ以外の時間で寝る事はほとんど無く、トレーニング中の動きも活発です。

今回経験したことを、来年以降のポウちゃんに合わせて活かせていければと考えています!

 

【飼育研究部  ともちゃん】

フトアゴベビー誕生!お母さんと記念に一枚。

2021年7月 12日(月曜日) 筆者 ゆぅ

皆様こんにちは。最近蒸し暑い日が続きますね。水分補給をしっかり、脱水症にはくれぐれもお気を付けて。

さて、以前ご紹介したフトアゴヒゲトカゲの卵ですが・・・無事に孵化しましたよ!2個体だけ!6月17日に産まれ、現在奇跡の森コーナーにある通称「バックヤードが丸見えになっちゃってるぜ」エリアにて展示中です。

ここの・・・

ここですね。そうね、いつものとこね。

現在2個体はコオロギをたらふく食べながらすくすく(ぶくぶく?)と成長しています。まだお野菜イヤイヤ期なので、脱水には十分気を付けなければなりません。

そしてこれもいつもの。腕時計に乗せてパシャリ。こうしてみると、彼らがいかにまだ小さいかがよく分かりますよね。可愛い、口に入れたい。

そして今回撮りたかったのがこれ!奇跡のショットです。というよりも、母仔ショットですね。そう、下のフトアゴはお母さんです。感動的だ・・・なんかライオン◯ングみたい。

(注意:特殊な訓練を受けた飼育員による監視の元、細心の注意を払いながら撮影しております。仔が食べられてしまう恐れがありますので、絶対にマネしないでね)

 

【飼育研究部 ゆぅ】

11年目のタバネサンゴ

2021年7月 11日(日曜日) 筆者 もりたき

昨日、コーラルダイビングゾーンで飼育中のタバネサンゴが11回目の誕生日(2010.7.10孵化)を迎えました。

このタバネサンゴは和歌山県の串本海中公園センターさんで繁殖したものを譲り受けたものです。

生まれたばかりのタバネサンゴのプラヌラ幼生はゴマ粒のような姿で、しばらく海中を泳いで適当な場所に着底します。着底後は一つの小さなイソギンチャクのような姿(ポリプ)をしていますが、次々と分裂してポリプの数を増やし、群体は成長していきます。

実は2020年から水槽照明をメタルハライドランプからLEDに変更したのですが、順調に成長しているようで一安心です。

今年もタバネサンゴの成長を調べるため、過去の画像にパソコン上で彩色して比較してみました。

2年目

最初は1つだったポリプが分裂して…独立。

5年目

その後どんどん分裂。場所によって分裂頻度が異なるようです。

9年目

10年目

そして、今年。11年目

こうやってポリプをマーキングして比較してみると、水槽内でどのように分裂・成長したかよくわかりますね。

【飼育研究部 森滝丈也】

アシカが3頭生まれました!

2021年7月 10日(土曜日) 筆者 おーむら

今年アシカチームではミナミアフリカオットセイが1頭

カリフォルニアアシカが2頭 計3頭のアシカ科が誕生しました。

 

誕生したアシカたちは胎児になる前、つまり母親が排卵する時から見守ってきました。

採血で排卵を予測し排卵日に交尾を見守り、小さい胎児をエコーで観察、採血にて出産日の推測をして、約1年の妊娠期間を経て誕生してきてくれました。

オットセイの【ラン】は2回目、アシカの【シルク】は3回目。

アシカの【みかん】は初めての出産でした。

 

出産、育児の経験があると言っても生まれてくる命は、どんな時でも初めまして。

親が育てられないケース、子どもに元気がないケース etc。様々な過去事例から

もしもに備えて誕生に立ち会いました。

 

3頭ともそれぞれ育児がスパルタだったり、過保護だったり、手探りだったりして面白いです。

 

普段はアシカショーでアシカたちの能力を見て頂いていますが、

子育てといった自然本来の姿を多くの皆さんに直接頂きたいなと思います。

今はランちゃん親子のみを展示しています。

名前も決まりまして、【あおば】になりました!

また皆さん会いに来てください。

【飼育研究部 おーむら】

ラン親子

シルク親子

みかん親子

 

微笑ましい^^

キバが伸びてキバした。

2021年7月 9日(金曜日) 筆者 ともちゃん

皆さんこんにちは、ともちゃんです。

ダジャレは苦手です…。

テンちゃんは順調に体重が増えてきています。

それに伴って、与えているエサの量も増やして3kgほど、ミルクの量は約3ℓと、よく食べよく飲んでいます。

 

成長しているのは体重だけではありません。

キバも伸びてきています!

 

 

 

撮影場所がバラバラで分かりにくいかもしれませんが、確実に伸びています。

正確ではないんですが、見た感じは2.5cmくらい(人差し指の第一関節くらい)あります。

3月、4月の差はそこまでないですが、一気に伸びたな、という感じです。

 

セイウチにはキバを削る行動が見られます。

キバが生え始め、違和感を感じ、硬い所に当てて満足?するのでしょうか?

なぜそういう行動が出るのかは分かりませんが、せっかく伸びたキバを削ってしまうと、細菌感染や他の病気に繋がりますので注意しなくてはなりません。

日頃からしっかり観察し、おもちゃを与えたりすることで防止ができそうなので、テンちゃんのためにもしっかり準備をしていきます!

 

セイウチのイメージは2本のキバ。

立派な大人のオスになった時に、大きな綺麗なキバがあるように、今から準備をしないといけません。

 

【飼育研究部 ともちゃん】

 

 

キミも汚れも成長したね。

2021年7月 7日(水曜日) 筆者 ともちゃん

皆さんこんにちは、ともちゃんです。

 

蒸し暑い日が続いていますが、皆さんはいかがお過ごしですか?

先日、プールの水を抜いて大掃除をしました↓

ウインクしてるような写真が撮れました!

よく小さい頃は、泳ぎの練習も兼ねて頻繁にプールの水を抜いて掃除をしていたのですが、体も大きくなり、泳ぐのも上達してきたため、かなり久しぶりの大掃除です。

 

これは生後1か月ごろの写真↑

まだまだ幼い顔つきをしていますよね。

 

今はこんな顔つき。笑

かなり久々の光景で刺激になるかなぁ、と思っていましたが、あまり興味はなかったようです…。

 

セイウチたちには大小さまざまな刺激を毎日与え続けています。

(例えば、エサの大きさ、トレーニングの順番、何かを教える、見た事のない景色を見せるetc…)

敏感に反応する時もあれば、全く動じず、いつも通りの反応を見せる時もあります。

セイウチたちに良い印象を与えるか悪い印象を与えるかは、一番最初が重要です。

見た事のない場所でも「トレーナーと一緒なら大丈夫!」と思ってもらえるように日々接しています。

 

【飼育研究部 ともちゃん】

 

 

これ知ってたら、鳥羽水族館マニア。

2021年7月 5日(月曜日) 筆者 ともちゃん

皆さんこんにちは、ともちゃんです。

 

そろそろ東海地方も梅雨明け?かなと勝手に思ってます!(^^)!

本日の鳥羽も晴テンでございます!

 

さて、毎週月曜日、密かに更新し続けているものがあります。

鳥羽水族館通の人でもあまり知られていない「今週の一枚」です。

そんな7月5日、今週の一枚はテンちゃんでお願いします!と言われましたので、早速UPしました。

今日の朝に撮った写真です。

 

ちなみに「今週の一枚」は、鳥羽水族館公式ホームページの右下あたり。

今までたくさんの写真がUPされていますので、懐かしさも感じながらご覧頂ければ幸いですm(__)m

URLを貼っていますので、是非!!

Toba Aquarium Photo Gallery

 

それでは皆さん今週も、元気に頑張りましょうね!

 

【飼育研究部 ともちゃん】

 

君の名は?

2021年7月 5日(月曜日) 筆者 もりたき

前回の日記でも紹介しましたが、今、2014年6月に志摩沖水深200mで採集されたトガリグソクムシ属の一種について調べています。

トガリグソクムシの仲間は世界から17種が報告されていますが(うち、日本からは2種)本種はそのどれともからだの特徴が一致しないように見えます。

目立つ特徴として挙げられるのは、癒着した大きな複眼と、第1-3胸脚の前節にある平らな突起(イメージ的には「手のひら」…厳密には違うけど)。同じような突起を持つ種は4種いますが、本種の突起はそのどれよりも顕著で、一見するとハサミ状になっているように見えるほど。いやぁカッコ良いですね。

また、種を特定するためには、全体のプロポーションや歩脚、腹肢、口の周辺等々を詳細に比較しなければいけないのですが、この標本は口の周囲が少し汚れていたので、観察しやすいよう、まずは薄めた漂白剤を使ってクリーニングしました(画像は頭部を腹側から撮影)

Before

After

これで、ずいぶん観察しやすくなりましたね。

【飼育研究部 森滝丈也】

シシトウの半水耕栽培

2021年7月 3日(土曜日) 筆者 かみおか

夏ですね。

夏と言えば、夏野菜です。

田んぼ水槽の陸上部分でも夏野菜の栽培を始めました。

種類はシシトウです。

これまでも、何度かシシトウは栽培していますが、毎年栽培(連作)できないのが難点です。

というのも

ナス科植物(シシトウはナス科トウガラシ属)は連作障害という特性があり、一度栽培したら数年は土を休ませないといけないのです。

そこで、今回は少し工夫をしてプランター栽培にしました。これだと、毎年新しい土を入れ替えられます。

そして、ついでに写真のように給水管を配置し、半水耕栽培にしました。

今のところ、このようにたくさんの実がついて好調です。

上岡