キタンヒメセミエビ

2021年2月 18日(木曜日) 筆者 もりたき

へんな生きもの研究所では「つぶらな瞳のおじいちゃん」と銘打ってヒメセミエビを展示していますが、実は同属のキタンヒメセミエビも1匹、展示しています。

キタンヒメセミエビ

ヒメセミエビ(上)とキタンヒメセミエビ

ところが、このキタンヒメセミエビは、よく目立つヒメセミエビとは対照的にほとんどその姿を見せることがありません。

それは、普段は砂の中に隠れていることが多いからです。

色もジミだし、目立たない。

試しに砂から掘り出して放置してみても、いつの間にか体半分が砂の中…(ヒメセミエビは潜りません)

それで目立たないのですね。

これがこの種の習性なのか、単にこの個体が砂に潜るのが好きなだけなのか…

検証が必要ですが、ヒメセミエビに比べるとキタンヒメセミエビは少し逆三角形(尻つぼみ)の体型なので、何となく砂に潜りやすそうにも見えるような…

キタンヒメセミエビはテヅルモヅル水槽にいます。ひとまず、見つからなかったら岩の間か砂の中を探してみて下さい。

【飼育研究部 森滝丈也】

セイウチ検定3級。

2021年2月 17日(水曜日) 筆者 ともちゃん

皆さんこんにちは、ともちゃんです。

さて、「セイウチ検定」のお時間がやってまいりました。

巷では、担当者ですら難しいと言われるセイウチ検定、略して「ウチ検」!!

今回も張り切って考えてみて下さいね。

今回のセイウチ検定は3級の問題です。

この飼育日記をご覧になっている皆さまなら、どなたでも参加資格がございます。

参加個体は↓の3個体。

・ポウちゃん

・クウちゃん

・ツララ

写真のある部分をヒントに「どの個体か?」を当てて下さい。

今回のある部分は「鼻」です。

それでは、写真をご覧ください↓

 

 

 

個人的に3級は、かなりのサービス問題です。笑

上から順番に「どの個体か」を答えて下さいね。

正解は最後に発表します!

答えは決まりましたか~?

では、正解の発表です!

正解は~?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

・ツララ

・ポウちゃん

・クウちゃん

でしたー!!

皆さんは正解出来ましたか?

正解した方は「セイウチ検定3級」に認定しますm(__)m

正解しなかった方は、もっとセイウチを観察しましょう。笑

 

それでは皆さん2級も頑張ってくださいね(^O^)/

【飼育研究部 ともちゃん】

オオホモラもいます

2021年2月 17日(水曜日) 筆者 もりたき

8年ぶりにテナガオオホモラ Paromola macrochira が入館したとお伝えしましたが、同じ水槽には同属のオオホモラ Paromola japonica もいます。同じホモラの仲間なので、こちらも第4歩脚が上を向いています。

このオオホモラは愛知県の竹島水族館さんとの生物交換でやってきました。同じ海域に生息するカニですが、オオホモラよりもテナガオオホモラの方がレアですね。

ちなみに、オオホモラは「体が大きいホモラ」、テナガオオホモラは「極端に脚が長いホモラ」ということで命名されたようですが…

比較してみると分かるように、オオホモラの方が小型だし、テナガオオホモラも大して脚は長くはないと思います(笑)

【飼育研究部 森滝丈也】

今年は私が主役!?

2021年2月 17日(水曜日) 筆者 いま

どーも、【いま】です(^o^)丿

 

寒さが続くこの時期、セイウチたちは発情期を迎えます。

当館でも近頃、オスのポウはメスのクウに寄って行き、抱え込もうとする行動が見られます。

2頭を見ていると、今年も赤ちゃんを授かればいいなと思います。

 

ですが、皆さまお忘れではないでしょうか?

今から5年前(2016年)北海道の小樽水族館から来た美女を。

ツララです(*^-^*)

近頃はうみたまごの泉やミーとの短期ブリーディングローンが盛んですが、

ツララもブリーディングローンで長期的にやってきています。

 

現在は11歳!!

当館に来館した時は6歳で、いかにも「女の子」でしたが、

やーっと(?)昨年ごろから「大人」の色気を出している気がします。

日頃、ポウとの関係は悪くなさそうなので、

今年はツララにスポットを当てていきたいなーと思っています。

ですが、この5年、ただやみくもに時を待っていただけではありません。

実は、普段の採血による診断で、体質の改善が求められる箇所がいくつもありました。

繁殖うんぬんの前に、ツララの体調面に不安がありました。

近頃やっと、K獣医の適切な処置対応により、血液検査で異常が見られないほど体質改善されてきました。

 

ツララが元気で過ごしてくれることは大前提ですが、

本来の目的である、ポウとの赤ちゃんが授かるように、

今年はツララにも超絶期待です!!

 

【いま】

オオベソオウムガイ・孵化後200日を迎えました

2021年2月 16日(火曜日) 筆者 もりたき

オオベソオウムガイの赤ちゃんM63は2月17日で孵化後200日を迎えます。

今も継続して10日毎に記録写真を撮っていますが、今回は孵化直後と先日撮影した画像を同比率で重ねてみました。

孵化の際に生じた黒いスジが目印になって殻の成長具合がよく分かりますね。孵化から70.0㎜ほど成長しました(2月9日に計測)。

無事に200日を迎えたと言ってもまだまだこれから。水族館で孵化したオオベソオウムガイの最長生存日数は1318日(鳥羽水族館)なので、この記録の更新を目指していきたいですね。

オオベソオウムガイの故郷でもあるニューカレドニアのラグーン水族館の飼育スタッフとも情報共有しつつ…

では、また。

【飼育研究部 森滝丈也】

オンライン体験風?日記

2021年2月 15日(月曜日) 筆者 ともちゃん

 

皆さんこんにちは、ともちゃんです。

 

昨日はバレンタインでしたね!

テンちゃんもドキドキしていたのでしょうか(^^)?

ですが、セイウチームは全員男性。笑

ごめんね、テンちゃんm(_ _)m

 

さてさて、コロナ禍の中、外出も思うように出来ない日々が続いておりますが、ともちゃんの飼育日記ではオンラインで「指吸われ体験の気分」が体感できますよ!

まずは、テンちゃん(画面)に向かって指を見せて下さい!

ほら、近付いてきた!

 

指を吸われ始めたら、あとは動かずにジッとしていて下さい。

 

指は人差し指がオススメです!

 

テンちゃんの指を吸う行動は体調を把握するための指標にもなります。

自然界でのセイウチの子育ての期間は約2年ほどあると言われています。

テンちゃんは人工哺育で育っているので、飼育員の指を吸えば、ミルクが出てくると思っているのかも知れません。

 

ミルクは出ませんが、これからも愛情を持って接し、いつの日かポウちゃんのように立派な雄セイウチになって、子供を残してくれたらなぁと思います。

日本の水族館でセイウチがずっと見られるためにも、テンちゃんはセイウチ界の期待の星です!

 

【飼育研究部 ともちゃん】

 

 

 

 

 

ステイホーム・ミノイソメ

2021年2月 15日(月曜日) 筆者 もりたき

展示生物の話題ではありませんが、昨日、偶然出会った多毛類(ゴカイの仲間)がなかなか美しかったので紹介します。

この多毛類はタカアシガニのエラの中に隠れていました(タカアシガニに対して悪さをする存在ではないようです)。体長は4-5cmほど。

種類がわからなかったのですが、研究者の方からミノイソメ Iphitime doederleini だと教えてもらいました。調べてみると、この仲間(ミノイソメ科)はカニまたはヤドカリの鰓腔か頭胸甲上に生息するらしく、日本からはこのミノイソメ1種だけが知られているようです。

突起状に並ぶミノ(蓑)のようなエラ。蓑なんて若いひとは知らないかも…

頭部

というわけで、水族館では展示生物扱いにはなりませんが、水槽のタカアシガニのエラの中にこんな生物がステイホームしていると想像するだけでも楽しいですね(私はね)。

【飼育研究部 森滝丈也】

「テン」の成長

2021年2月 14日(日曜日) 筆者 かわぐち

昨年の6月20日に生まれたセイウチ「テン」の成長には驚かされます。

出生時に52kgだった体重も今年の2月11日には125kgになりました!

すくすくと成長していますが、時々腹痛を起こして心配させられることもあります…

まるで小さい頃のポウ(父親)とよく似ています。

近い将来、テンをセイウチショーステージへ出して、お客さんにお披露目できる日が楽しみ

です!

【飼育研究部 かわぐち】

 

 

 

テナガオオホモラが入館しました

2021年2月 13日(土曜日) 筆者 もりたき

いつもお世話になっている紀伊長島の沖合底曳き網漁船 甚昇丸さんから「テナガオオホモラが獲れたので活かしてあるよ」と連絡が入りました。さっそく、昨日、紀伊長島港まで受け取りに行ってきました(鳥羽から紀伊長島まではトラックでおよそ1時間です)

このテナガオオホモラは原始的なカニ「ホモラ科」の一種。比較的大型で、重量感のある体はなかなかカッコ良いですねぇ。ちなみにホモラの仲間は第4歩脚が背中側に(上に)向いているのが特徴です。

さっそく伊勢志摩の海ゾーンのタカアシガニ水槽に搬入しました。

実はテナガオオホモラが水族館にやってくる機会はあまり多くありません。前回入館したのは2013年2月で、今回は実に8年ぶりの入館になります。

前回も甚昇丸さんから頂きました。

思い返せば、この2013年は甚昇丸さんに乗船させてもらって熊野灘の深海生物採集を開始した年でした。その後の8年間でちょうど50回乗船させてもらいましたが、ここで再びのテナガオオホモラ。

区切り区切りで出現するわけでもないでしょうが、深海生物採集・調査の新しいスタートなのかもしれません(笑)

何はともあれ、なかなかカッコ良いのでぜひ見に来て下さい。

【飼育研究部 森滝丈也】

よ~く見てね♡

2021年2月 13日(土曜日) 筆者 たかむら

古代の海ゾーンで展示している【スポッテッドガー】は、水の中でピタリと止まってくれるので、とっても撮影しやすいお魚さんです。体長は40センチほど。

今朝ちょうど横向きでキレイに止まっていたので、これは記録用に!とカメラを向けてみたのですが、

よ~く見てみると…

体についた模様の中に、ハートマーク♡があるじゃありませんか!

分かりますか?♡マーク!

もうすぐ、2月14日バレンタインデー。おぉ!なんとタイムリーな話題でしょう!

なんで今まで気づかなかったんだろう?

見れば見るほど♡マークですよね?

(ちょっと引いてみてもらったほうがいいかも笑)

皆さんも、来館されたときはぜひ館内でスポッテッドガーの♡を探してみてくださいね。

【たかむら】