結果発表

2021年9月 5日(日曜日) 筆者 たっけー

お久しぶりです!たっけーです。最近は、だんだんと涼しくなってきて夏の終わりを感じますね。

ということは!今期の「カエルとイモリの天気予報」は8月31日で予報を終了しました~今年の結果は、、、『イモリの一日前予報が51%、カエルの一日前予報が37%』

なぜか毎年イモリの予報の方が的中しているんですよ!今年の夏は雨続きの日々も多かったのでイモリが陸場に上がってきていることが多かったです。

たまたま見た日にはこんな所に?!いました。笑(水槽の壁面を登っています)

ちなみに下駄は36%とカエルとほぼ一緒でした。

来年こそはイモリを追い抜いて欲しい!と毎年思っています。笑

カエルとイモリ、集計結果は9月12日まで展示しているので、水族館に来られた際は見てみて下さいね。結果は水族館のホームページにもアップしています!

【飼育研究部 たっけー】

ヨロイウミグモが5年経過

2021年9月 4日(土曜日) 筆者 もりたき

へんな生きもの研究所で飼育中のヨロイウミグモ(熊野灘の水深200~300mに生息)、つぶらな瞳(眼点)がキュートです(笑)

本種はイソギンチャクの体壁に吻を挿し、その体液を餌にしています。それで、へんな生きもの研究所ではイソギンチャクと一緒に飼育しているのですが、この飼育方法を採用してから長期飼育が可能になりました。

現在、飼育している2匹は2016年4月に入館したものなので、現時点で既に5年が経過しています。ウミグモ類の寿命や飼育日数についての情報はほとんどないので、この飼育データは貴重だと思います。

↑ 5年も経つとさすがに老成感がでますね ↑

さて、イソギンチャクと一緒に飼育することでヨロイウミグモの長期飼育が可能になり、結果、水槽内で時々産卵が観察できるようになりました。

現在、飼育中の個体ではありませんが、2017年には繁殖行動が撮影できたので紹介します。ヨロイウミグモのオスがメスの背後につかまり、メスから卵塊を受け取る瞬間の様子です。

ウミグモ類はオスが卵を保護する「イクメン生物」で、オスはこのようにメスから卵塊を受け取ると孵化まで卵を守るのです。

【飼育研究部 森滝丈也】

海を見ています

2021年9月 2日(木曜日) 筆者 たかむら

館内を見て回るのは、私たち飼育スタッフの日課です。

飼育担当の生きものたちの状態を確認したり、水槽や水温に異常がないかを見ています。

館内だけではなく、外の様子も気になります。

↑↑ この日は、まだ濁っていました。

 

海獣チームのスタッフは、野生のスナメリが寄ってきていないか、海面をじっと目をこらして見ています(冬場)。

私といえば、遠くを見ずに近くの海面に何か生きものがいないか下をみています。

ミズクラゲが流れていくなぁ~

メジナが群れているなぁ~ あ!クロダイだ!

小魚が大きな魚に追われて海面がバシャバシャしていることもあります。

この間はとてもすごい量の雨が降り続いたので、一時、海がコーヒー牛乳のような色になりました。

これは、近くの川から大量に濁った水が流れ込んだためです。

こうなると何も見えません…

徐々にもとの色に戻ってきていて、昨日あたりからようやく普段の海の色になりました。

やはり生きものの姿が見えるとホッとします。

外を見て、ぼ~っとしているんじゃないです。観察してます。

これも大事なお仕事なのです。

【飼育研究部 たかむら】

 

 

 

 

ここまでのダイジェストを、少しだけ魅せるよ④

2021年9月 1日(水曜日) 筆者 ともちゃん

皆さんこんにちは、ともちゃんです。

 

先日テンちゃんがエサを食べている時に「眠たそう」にしていると書きました。

なので今日はテンちゃんの寝ている姿を振り返ってみます!

寝方も成長していますよ!

生後1週間です。

シワシワなテンちゃん、口開いてますよ。

 

顔が見えません。笑

生後1か月ごろ、先祖はキウイ??

 

生後2ヶ月、プールで泳ぎの練習をして、疲れてそのまま(-_-)zzz

 

「最後のミルクの時間やで~!っっ!!寝てるぅ!!!」の図。

たぶんこんな写真は、2度と撮れない自信があります。

おもちゃをしっかり枕に使っています。

 

一つ一つ写真を見返しても全く同じことはありません。

「過去には決して戻れないけど、未来につなげることは出来るから」と、これからも彼らの一面を切り取って、ご紹介できればと思います。

 

【飼育研究部 ともちゃん】

 

 

イッスンボウシウロコムシ№11、ひきこもる

2021年8月 31日(火曜日) 筆者 もりたき

去年の12月に熊野灘の水深280-400mの深海からやってきた№11(当時、種名はまだ極秘扱いでした)

ジンゴロウヤドカリと共生するヒメキンカライソギンチャクの体壁で発見、これが№11との初めての出会い(矢印)

2020年12月13日撮影

でも、表に出ていることは少なく、ほどんどがヤドカリが背負う貝殻の中(矢印)なので、滅多にその姿を見ることはできませんでした。

2020年12月28日撮影

そして年が明けて3月。ようやく新種記載論文が公表。ついにその種名も公にすることができるようになりました。

はい、「イッスンボウシウロコムシEunoe issunboushi」ですね。

論文公開直後から、この№11は観察しやすいように貝殻とイソギンチャクから取り外され、小型水槽内で展示開始となりました。それから4ヶ月間、№11は時々イソギンチャクの上には移動することはあるものの、貝殻の中に隠れることは全くありませんでした。

ある意味、展示生物として自覚ある行動?とも言えますが、本来の習性とは違うので、不思議に思っていました。

それが先日、突然№11は貝殻の中に隠れてしまいました(矢印)

8月25日撮影

何故?

理由なんてないのかもしれませんが、備忘録としてひとまず飼育日記に上げてみました(笑)

ちなみに同じ水槽には№8もいますが、こちらは外に出ています。

【飼育研究部 森滝丈也】

平坦な道ほど、落とし穴がある。

2021年8月 31日(火曜日) 筆者 ともちゃん

皆さんこんにちは、ともちゃんです。

 

テンちゃん、少しづつお魚を食べる量が安定してきました。

良かった、ほんとに。

夜の映像を見直してみると、おもちゃのボールで遊んでいたり、4~5時間は寝ているのも確認出来ました。

少し前まで雨続きの毎日で、ここ最近また夏の暑さが戻ってきています。

いくら屋内でも気温や水温には変化があらわれます。

 

原因は掴めていませんが、少し光が見えてきて安心しました。

 

元のペースに戻るまでもう少し時間がかかると思いますが、しっかりと様子を見ていきたいと思います。

何から何までセイウチたちに助けられていますが、少しでも次に繋げていければと思います。

ちょっと短いですが、今日はこの辺りでm(__)m

 

【飼育研究部 ともちゃん】

あぁ夏休み

2021年8月 31日(火曜日) 筆者 まえだ

皆さんこんにちは。まえだです。

気づけば8月も終盤。子どもたちの宿題は終わったでしょうか?

先日、ショーの片付けをしていると中学生から声をかけられました。

なんでも夏休みの宿題で自分が気になっている職業の人にインタビューするというものがあるらしく、飼育係について色々と質問を受けました。

 

その中でも「飼育係になるためにはどういった進路に進めばいいか」という質問がありました。

 

私の知る限り、飼育係を養成することを目指す専門学校を卒業するか、生物系の学科の大学を卒業する2パターンが多いです。

飼育係としての知識をみっちり学ぶ専門学校と、広く生物学の各分野を学問体系として学ぶ大学

どちらにも長所短所がありますのでどこに進むかは保護者の方や先生とよく相談することが大切です。

 

お話しした中学生はまだ1年生ということで「今は何をすればいいですか?」と聞かれたのでとにかく今は勉強も遊びもたくさん頑張ってくださいとだけお伝えしました。

ガンバレ未来の飼育係!

【飼育研究部 まえだ】

はつらつ!カワウソ男子

2021年8月 30日(月曜日) 筆者 はせがわ

 

最初の写真はエサの後くつろぐオスのコツメカワウソのアサヒです。2枚目から4枚目は、小屋の外に頭を出して休んでいるメスのキワです。2枚目は眠そうですが、3枚目はさらに眠そうで、4枚目で寝てしまいました。1か月前には来たばかりで緊張していましたが、今では私が飼育場にいても寝るようになりました。アサヒとキワは7月10日から一緒にいます。とても仲がいいです。1年近く1頭で暮らしていたアサヒは、キワと一緒になって元気になりました。ゆったりとくつろぐようになったとも思います。

 

 

 

それはマーボーも同じです。しばらく1頭でいましたが、ユウコと仲良く暮らすようになって、とても元気です。アサヒもマーボーもよくメスと一緒に走りまわっています。カワウソの赤ちゃんはこれからの楽しみですが、オス2頭が元気になって、もう十分ユウコとキワが来た甲斐はあったのかな、と思います。

 

5枚目の写真はマーボーとユウコが並んであくびをしているところです。向かって右がマーボー、左がユウコです。野生動物は歯を見せて威嚇(いかく。おどかし)するので、そろって私を威嚇しているのかもしれませんが、仲がいいのは間違いありません。(長谷川)

 

 

レモンスズメダイとリュウキュウスガモ

2021年8月 29日(日曜日) 筆者 もりたき

シーグラス水槽ではジュゴンが好む海草(主にリュウキュウスガモ)を展示していますが、少し前に厚く敷いた底砂に大きく陥没したような穴ができていることに気付きました。穴は私の手のひらほどの大きさ。

水槽掃除をする際に誰かが掘り返したのでは?とも思いましたが…(笑)よくよく見ると、これはレモンスズメダイの巣ですね。

画像の黄色っぽい魚がレモンスズメダイです。

スズメダイの仲間に砂に穴を掘って巣を作る種類がいます(オスが営巣し、メスを誘い込んで産卵を促す)

大きな石の下など遮蔽物のある場所を選んで巣作りすることが多いようですが、ここならリュウキュウスガモの地下茎が網目の様に広がっているので、砂を大きく掘り返しても簡単に崩れることはなさそうです。また、地下茎がちょうど良い目隠しになっているようなので、巣作りに適した場所かもしれません。

一方のリュウキュウスガモにとっても、底砂を掘り返されることで根詰まり防止が期待できるのではないでしょうか。

また、このレモンスズメダイは自然下では藻類を好んで食べるらしいので、水槽の美化担当(飼育担当)としては、リュウキュウスガモの葉上にモジャモジャ繁茂する藻類を食べてきれいにしてくれるのではないかと、淡く期待しています(笑)

巣穴の中に隠れるレモンスズメダイ

【飼育研究部 森滝丈也】

シマフグが入館しました

2021年8月 28日(土曜日) 筆者 もりたき

水族館の近くで釣りをしていた人からシマフグをいただきました。

シマフグは年に数回程度は搬入されるので、それほど珍しい種類という訳ではありませんが、なかなか綺麗で、個人的にフグの中ではまぁまぁ好きな種類です。

さっそく展示水槽へ搬入しました。

その名の通り、体全体に縞模様があって、私の年代的には「ダダ星人」ぽいな、と思ったり…(笑)。わからない方は画像検索してください。

そして、口・鼻・目・各鰭が鮮やかな黄色なのもキュートですね。

特に、鼻!なぜそこまで自己主張しなきゃいけないんでしょうか(笑)

シマフグの自己主張激しい鼻の理由は不明ですが、ここで豆知識。

私たちの鼻の穴(鼻孔)は2つですが、実は魚には4つあるんですよ(左右2つずつ)。

隣り合った鼻の穴は内部でつながっていて(トンネルみたいなイメージ)この中に水を通して匂いを感知しているそうです。また、鼻の穴とエラはつながっていないので、呼吸には関係ないようです。

【飼育研究部 森滝丈也】