教えて、教えられて。

2019年6月 13日(木曜日) 筆者 ともちゃん

皆さんこんにちは、ともちゃんです。

 

三重県は梅雨入りしまして、ジメジメした天気が続いております。

セイウチたちにとっては暑すぎず過ごしやすい気候かと思います。

 

最近のセイウチたちは新しい種目や今まであった種目のレベルアップを目標にトレーニングをしています!

ここ2ヶ月くらいで…

ポウちゃんは2.3個。

クウちゃんは4.5個。

ツララは2.3個と少しづつですが新しい種目ができてきました!

 

その中でも可愛いのがクウちゃんの「セクシーポーズ」です!(^^)!

クウちゃんは一生懸命になると舌が出がち。笑

 

以前、お客様に「こういった種目は、教えるのにどれくらいかかるんですか??」と、聞かれたことがあります。

もちろん種目によって個々の理解度やペースが違います。

すぐにできるものだと10分とか、長いと年単位で教えるものもあります。

ちなみにセクシーポーズは1日で形になりました!

 

初めての行動だったら時間がかかったりしますが、今までできていた応用(例えば、ハーモニカを長く吹くように教える)とかは、飲み込みが早いとすぐにセイウチたちは理解しますよ!

初めて教える動きだと、ちょっと真剣で考えてるような表情になります。↓

 

ほらね?笑

 

【飼育研究部 ともちゃん】

 

忘れないでー!

2019年6月 11日(火曜日) 筆者 まなべ

先日おーむらさんの日記でも紹介をしていましたが、ミナミアフリカオットセイのワンが5月23日に仔を出産しました。

仔は小さく、とても可愛くてみんなメロメロです。

ですがみなさんっ!この子のことを忘れていませんか?

飼育日記でも度々登場している、去年の8月3日に生まれたオタリアの女の子「みぞれ」です。

 

ですがみぞれちゃんは今もバックヤードで生活をしているので、みなさん見ることはできません。

なので最近の様子を報告します。

 

みぞれちゃんは毎日たくさんのお魚を食べ、生まれた時10.4kgしかなかった体重は現在32kgにまでなりました!

体は大きくなりましたが、今でも飼育員のことが大好きな甘えん坊です。

 

少しずつできる種目も増え、早く先輩アシカたちに追いつけるよう毎日頑張っています!

 

そんなみぞれちゃん、これからもどんどん成長していくので、またしばらくしたら様子を報告します。

それまでしっかり覚えておいてくださいね!!

【飼育研究部 まなべ】

 

大事なお仕事。

2019年6月 10日(月曜日) 筆者 ともちゃん

皆さんこんにちは、ともちゃんです。

僕の担当はセイウチなので、飼育日記の内容がどうしてもセイウチ関係になってしまいますが、今日はセイウチではない飼育日記をお届け(^^)

 

先日、水族館の生きものたちを飼育するのにとても大切な「取水管の逆送作業」がありました。

取水管とは海から水族館へ海水を取り込む配管のことで、鳥羽水族館では目の前の伊勢湾から海水を取り込んで、水族館の魚類や海獣類の水槽に振り分けられています。

取水管は海の中にあり、配管の中にゴミや海藻、貝類が付着してしまうため、潜水をして掃除をするんです。

そのお手伝いをさせて頂きました!と言っても、僕は船の上で機材の積みおろしのお手伝いなので潜水する人に比べれば簡単な作業です。

 

船の操縦はつじ先輩(以下、船長)。

かっこいい海の男です。

 

船長の操船で取水管のポイントへ。

 

3人が潜水し、僕と船長は船上で待機です。

 

この日は透明度が悪く、作業に時間が掛かりましたが作業も無事に終了しました!

 

飼育員は生きものたちを飼育するだけではなく、生きものたちが生活しやすい環境を提供することも大事な仕事です。

これでまた綺麗な海水を取り込むことが出来ます。

ちょっぴり焼けた船長と僕でした。

 

【飼育研究部 ともちゃん】

ハリスホークたちの日光浴

2019年6月 10日(月曜日) 筆者 あおくら

みなさんこんにちは!まだ6月なのにとても暑くなってきましたね、、、

日焼けが怖いのであまり直射日光を浴びたくないなーと思ってしまいますが、生きものたちにとって適度な日光浴はとても大切なことなんです。

先日も温室のバックヤードではハリスホークたちが日光浴に励んでいました!

こちらは前回も登場した空ちゃんです!カメラをかまえると振り返ってくれましたが、リラックスタイムを邪魔されて少し不機嫌そうです(笑)

また別の日に同じ場所で日光浴していたのはチップです。翼をきれいに広げて、全身に日光を浴びています。気持ちよさそう!

こちらではピャーちゃんが水浴び中です。すこし暑い時には水を浴びることで体温を下げているんですね。梅雨に入りましたが、晴れた日にはたくさん日光浴してもらいたいと思います!

現在3羽とも、次に飛ぶときに向けて羽を生えかわらせる期間に入っているため飛行訓練はしばらくお休みするのですが、奇跡の森のふれあいタイムでお会いすることができるかもしれません!ぜひ元気な様子を見に来てくださいねー!

【飼育研究部 あおくら】

キンチャクガニ抱卵中

2019年6月 8日(土曜日) 筆者 もりたき

現在、へんな生きもの研究所のアパート水槽23号室にキンチャクガニが入居しています。

両方のハサミにイソギンチャクを持つ独特な習性と派手な体色で人気があるカニですが、小型なのでひっそりと展示している格好になっています(少し探せばすぐに見つかりますが)。2匹いるうち、1匹が現在抱卵中です。

卵を抱えていることに気が付いたのは先月末のこと。

5月28日撮影

見つけた時は発生が進んでいるのか、よくわからなかったのですが、日を追うごとに卵の状態が変化し…

6月1日撮影

6月3日撮影

本日確認すると、既に卵に眼点ができあがっていました。

6月7日撮影

順調に発生が進んでいるようです。

数日の内に孵化しそうです(回収してもこのサイズだと幼生の飼育は難しいでしょうね…)

【飼育研究部 森滝丈也】

鼻の穴

2019年6月 6日(木曜日) 筆者 オカピ

みなさんは、ジュゴンを見た時にいちばん気になる所はどこですか?

大きな体や小さな可愛らしい目、ゆったりと泳ぐ姿など色々あるのではないでしょうか。

では、担当者の私がいちばん気になる所はどこだと思いますか?

 

それは、ま~るい「鼻の穴」。

ジュゴンが水中にいる時はこの鼻の穴を閉じており、みなさんが水槽越しに見ているのはこの閉じた状態となります。

しかし、3~5分ほどで呼吸をしなければなりません。

そこで今回は、みなさんにはご覧いただけていない、鼻の開いた状態を特別にお見せしたいと思います!

では、どうぞ!!

 

ジュゴンは呼吸をするとき、このように鼻の穴が内側に開きます!ちょっぴり面白いでしょ!

そして、時々この鼻から大きなくしゃみをする事もあるのです。

ご来館の際には「まんまるジュゴンの鼻の穴」をじっくり見てあげて下さいね。

 

【オカピ】

 

 

 

 

モンガラさんのトレーニング

2019年6月 5日(水曜日) 筆者 にしおか

皆さん、こんにちは。にしおかです。

今回は、水族館の裏側に暮らしているお魚の紹介をします。

モンガラカワハギのモンガラさんです。動くモノは、なんでもかんでもかじりまくり、水槽のガラスまでかじろうとするので、私によく怒られています。モンガラさんの性格はかなり悪いです(笑)

実はモンガラさんは、輪くぐりが出来るように、ただいまトレーニングの真っ最中です。この水槽の中に入っている輪っかを左から右へくぐると、ご褒美である餌のオキアミが貰えるという流れです。

さてモンガラさんは、輪っかをちゃんとくぐれるのかな…?

輪っかをくぐることが出来ました!ご褒美にオキアミがもらえます。よく出来ました、モンガラさん!

現在は、輪っか1つでトレーニング中なのですが、輪っか1つがしっかりと出来るようになれば、輪っかの数をどんどん増やしていく予定です。

いつの日か、皆さんの前でお披露目出来るように、モンガラさんと共に頑張っていきます。

【飼育研究部 にしおか】

少しヘンなヤドカリが入館しました

2019年6月 3日(月曜日) 筆者 もりたき

へんな生きもの研究所アパート水槽15号室にイシダタミヤドカリが入居しました。名前は…石田タミさん(冗談です。種名は“石畳”に由来します)

この個体は大きなカイメン(ツミイレカイメン)を背負っています(ちなみに、全てのイシダタミヤドカリがカイメンを背負っているわけではありません)

ツミイレカイメンはヤドカリの背負う貝殻に付着してヤドカリと共に成長する習性があるので、カイメンを背負ったヤドカリはからだが大きくなっても引っ越しをする必要がありません。うまくできています。

タミさん、子供の頃にたまたまカイメン付きの貝を背負っていたのがラッキーでしたね。

ツミイレカイメンはヤドカリに対してかなり大きく、少し心配になりますが、見かけほど重くないのでご安心を。

背負ったまま自由に動き回れますよ。

【飼育研究部 森滝丈也】

ワンが産みました!

2019年6月 2日(日曜日) 筆者 おーむら

HPでも紹介があったように5月23日ミナミアフリカオットセイのワンに

初めての仔が誕生しました。約1週間たち母仔共に少しずつ落ち着いてきました。

鰭脚類の排卵は1年に1回しかありません。

メスが交尾を受け入れるのは1日の数時間しかありません。

うまく交尾をしても受精しなかったり、初産だと流産、死産の可能性も高くなります。

多くの関門をくぐり抜けて誕生してきたことにまずは安心しました。

 

数限られたチャンスを掴むため、採血で排卵を予想して

超音波画像診断(エコー)で着床や胎児の生育を見守ってきました。

得られたデータや知識、技術は大きいです。

またワンのために協力してくれたチーム、獣医に感謝したいと思います。

そして生まれたのが↓ 

このチンチクリンw鼻水ついてまっせ

ワンがちゃんと育児できるか不安でしたが、

産んですぐに仔が乳を飲みやすい体勢をとったり、プールに落ちても咥えて持ち上げたりと

初めてとは思えないくらい丁寧に育児しています。

 

このちんちくりんの期間は短いです。オスなのでどんどん大きくなります。

まだ水槽からは少し距離がある位置での観覧になりますが、

寝相悪く待ってますw←お腹パンパン。

 

 

【飼育研究部 おーむら】

 

パラオオウムガイ 日本記録更新中

2019年6月 2日(日曜日) 筆者 もりたき

2月8日に孵化したパラオオウムガイB10が当館のパラオオウムガイ孵化個体の生存記録110日を越え、現在、孵化個体の飼育記録を更新中です。たかが110日されど110日です。

10日前に100日齢を迎えたと紹介したばかりですが(画像左)、それから10日間で4mmほど(矢印)成長しました。順調です。

残る2匹、B11とB12も順調です。B1~B9までは短命に終わっていたので、今の3個体の成長に少し胸を撫でおろしています(油断は禁物ですが…)

元気にエビを摂餌中

実は、国内のパラオオウムガイ孵化個体の飼育記録は志摩マリンランドさんの74日でした。ひとまずこれはクリアできましたね。次に目指すは世界記録、ワイキキ水族館さんの376日の更新です。

最終的には2015年に当館のオウムガイP149が打ち立てた、水族館で繁殖したオウムガイ類の生存記録2215日に少しでも近付けることができれば嬉しいですね。

P149 2009.07.10―2015.08.03

【飼育研究部 森滝丈也】