ヒョウ柄の新入り

2019年7月 9日(火曜日) 筆者 ニッシー

どうもこんにちは。ニッシーです。

ジメジメと嫌な天気が続きますねぇ。個人的に梅雨と真夏が一番苦手です。

さて、奇跡の森 リクガメコーナーに新しい仲間が加わりました。

写真の一番右に移る甲羅に模様があるカメがお分かりいただけますでしょうか?

この子はヒョウモンリクガメというリクガメの仲間です。

アフリカ大陸東・南部に生息しており、甲羅にレオパルド柄の様な模様があることが名前の由来とされています。(英名:Leopard tortoise)

まだまだ体の大きさは小さいですが、この柄を観ればすぐ分かると思いますので見に来てあげて下さい!

・・・温室 コソコソ話・・・

ちなみに、リクガメ達の写真を撮る時は展示の扉を全開にして撮影しています。

撮影に集中して、良い写真がとれて満足感に浸っていると・・・

いや、待て待て待て!

こんな感じに、勝手にお散歩に出かける子もいます。(笑)

リクガメの歩く速さは油断できません。

【飼育研究部 ニッシー】

野次馬?クリスピー

2019年7月 9日(火曜日) 筆者 ろん

ペンギンのお散歩に、前回紹介したアイルと同じくらい参加しているのがクリスピーちゃん。

右の翼に白と赤のタグが目印です。

そろそろお散歩かな~と扉を見ている所。

時間が近づいてくるとアイルちゃんと扉前で待機です。

 

好奇心旺盛&スタッフのお兄さん大好きなアイルちゃんがお散歩を待っているのは分かります。

しかし、クリスピーはお散歩中は脱線することもあまりなく、マイペース。

なぜ待っているのかな?と思うのですが、クリスピーはお散歩待機中にバックヤードで何か作業していると、それが気になってしょうがないみたいです。

視線を感じる・・・だけでなく、待機中の柵を乗り越えて作業を見ようとしてくるクリスピーちゃん。

何故そこまで?と思うのですが、実は野次馬??

【飼育研究部 ろん】

分裂するトヤマヤツデヒトデ

2019年7月 7日(日曜日) 筆者 もりたき

へんな生きもの研究所では熊野灘の水深140mで採集したトヤマヤツデヒトデCalasterias toyamensisを飼育中です。

このヒトデは種名からわかるように元々は富山湾でのみ確認されていたヒトデでしたが、1983年におこなわれた秋田県男鹿半島周辺の動物相調査で初めて富山湾以外にも分布することが判明し、2010年には宮城県志津川でも発見(太平洋側初確認)され、その後相模湾からも見つかったそうです。三重県では2015年に初めて確認しました。

採集例が少ないので分布域ははっきりしないようですが、確認されていないだけで各地に分布していると思われます。

このヒトデは体を半分に分裂させ、それぞれから新しい腕が再生し、2匹に増える習性があります。

分裂中 2017年4月

分裂中 2017年4月

 

昨日も分裂中の個体を見かけました。

ところが、今回の個体は再生中の腕がまだ短いのにもかかわらず、分裂していました。ちょっと想定外。また、この個体は生殖巣(卵)がかなり発達していて、別に分裂しなくても有性生殖(放卵放精)で増えることができたんじゃ?とも思ったり。

観察例が少ないので、トヤマヤツデヒトデでは普通のことなのかもしれませんが…

観察記録を蓄積していけば、何か判明するかもしれません。

【飼育研究部 森滝丈也】

夏のお楽しみ

2019年7月 5日(金曜日) 筆者 つぼんぬ

7月になり、少しずつ蒸し暑い日も増えてきました。

この季節になると楽しみなことの一つがビーバーの寝姿のチェックです。

ビーバーたちは、寒いと丸まってくっついて眠ることが多くなり、暑くなるとよくお腹を見せて寝るようになります。

お腹を上にして眠る無防備な姿を見ると、どうしても写真を撮りたくなってしまいます。

最近のお気に入りの1枚はこちら。

完全に前肢がうらめしや~状態です。

もう少しで全員並んでお腹丸見え状態だったのですが。

また寝姿写真投稿します。

【飼育研究部 つぼんぬ】

 

テンプライソギンチャクを採集してきました

2019年7月 4日(木曜日) 筆者 もりたき

去年の8月に採集したテンプライソギンチャクの群体がかなり小さくなってきたので、菅島にある名古屋大学の臨海実験所の協力で新しい展示個体(群体)を採集することにしました。今朝の鳥羽はかなり激しく雨が降っていたので海の濁りが心配でしたが、何とか予定通りテンプライソギンチャク採集を敢行…

ご存知かもしれませんが、テンプライソギンチャクとは、2006年に神奈川県三浦市の磯で発見されたカイメンと共生する珍しい生態を持つイソギンチャクで、触手が縮むとエビの天ぷらによく似ています。

本種は去年の4月に新種記載されたばかりで、まだ日本国内の3地点(神奈川の三﨑、新潟の佐渡島、三重の鳥羽)でしか見つかっていません(展示は鳥羽水族館だけ)

生態もかなり変わっていて、去年は水族館の飼育を通じて興味深い生態が明らかになりました。今年もさらなる生態の解明に努めたいと考えています。

そんなテンプライソギンチャクはへんな生きもの研究所で展示中です。ぜひ、見に来てください。

ちなみに、このテンプライソギンチャクは大きさ5mmほどと、かなり小型。間違っても本物のエビ天サイズではありません(笑)。期待に胸を膨らませて実物を見るとがっかりするかもしれないので、そういう心づもりで目を凝らして探してみることをオススメします。

【飼育研究部 森滝丈也】

ペンギンの換羽はじまりはじまり~

2019年7月 4日(木曜日) 筆者 りゅー

入社してペンギン散歩の補助を7年くらいしていたでしょうか。。。

お散歩コースから逸れないように誘導したり、ペンギンさんの落とし物を拭いたり・・・。長い下積みでした。

が、先日ついに!ペンギン担当となり、散歩デビューしました!

(ただ担当が変わっただけです。笑)

 

そこで、今日はペンギンの紹介を!!鳥羽水族館では現在54羽のペンギンがいますが、真っ先に換羽を開始したのが「大豆」くん!ペンギンは1年に1回全身の羽が生えかわります!(うらやましい・・・)

生えかわった所からは新しい羽が生えてきています。

少し全身がモコモコしてるのも特徴です!まだ換羽の始まっていない「キムチ」ちゃんと比べれば一目瞭然ですよね?新しい羽に生えかわると、とっても綺麗で、涼しげなのでまた次回に紹介しますね!

左:キムチ  右:大豆

 

さて、今いる唯一のお子様ペンギン。「あんこ」ちゃん。とても甘えん坊で、かわいいんです!お気づきの方もいるかもしれませんが、大人のペンギンとは模様が少し違います!首・胸の辺りがグレーで白黒はっきりしてないんです。しかし、この模様が見られるのは後少し・・・。

換羽が始まってしまうと、生えかわる頃には大人と同じ模様になるんです!なので、換羽の始まる前にぜひ「あんこ」ちゃんのかわいい姿を見にきてくださいね^^

飼育研究部【りゅー】

セイウチは怖いと言うけれど。

2019年7月 3日(水曜日) 筆者 ともちゃん

皆さんこんにちは、ともちゃんです。

 

セイウチふれあいタイムは、老若男女、大人からちびっ子までたくさんの年齢層の方が見に来てくれています。

先日のふれあいタイムでお客さんの前を周ってる時に「お兄ちゃん、ホンマにこの子(セイウチ)のことが好きなんやねぇ。」と、おばあさんに言われました。

 

そうですね!

うまく言い表せないけど、僕はセイウチが好きです。というより、好きになりました!

彼らには数えきれないほどの魅力があります。

おばあさんに言われて嬉しかったけど、同時に「好きだけじゃだめだな。」と思いました。

正面から彼らと向き合って、気づいたこと、ビックリしたこと、魅力を伝えないといけないですよね!(^^)!

 

そんな最近のともちゃんは、ポウちゃんの「だっちゅーの!」ポーズがお好き。

エサを待ってる時にコンパクトになるポウちゃん。最高です。

 

セイウチは牙が生えているから、初めて見た人は怖がるのも無理ありません…。

でも、僕の知ってるポウちゃんはこんな優しい表情で、遊ぶのが好きで、エサが大好き。

そんなポウちゃんのことも伝えていけたらと思います!

 

【飼育研究部 ともちゃん】

熊野灘の不明タコたち

2019年7月 1日(月曜日) 筆者 もりたき

先日の飼育日記で、熊野灘沖脚底引き網採集で2015年以来2回目となる珍しいタコが採れた~と書き込みました。

本種はこれまで種類が不明だったのですが、採集翌日に来館したタコを研究している学生さんにたずねると…テナガダコですね、との返事。

テナガダコなら全くの普通種です。なんだか残念(笑)。テナガダコとは雰囲気が違うので別種だと思っていました…

というわけで、このタコはひとまず種類が判明したのですが、これ以外にも熊野灘の沖合底引き網では種類が判明していないタコが採集されています。

例えば、こちらは腹部の模様が人の顔に見える(少しこじつけですが)タコ。「人面ダコ」としてテレビにも取り上げられましたが、採集は1回だけ。

こちらは「タコヤドリゴカイ」が共生していたタコ。共生していたゴカイは新種として論文に記載されましたが、宿主であるこちらのタコは未だ不明種のまま…。これも採集は1回だけ。

そして、現在、予備水槽で飼育中のタコ。私はアカトラ(仮称)と呼んでいます。本種は水深300mあたりで、時々採集されて、食用としても流通しているようですが、正式な種名は未確定です。

熊野灘にはまだまだ種類不明のタコが生息しているようです。今後、研究者と一緒に種名を明らかにできれば、と考えています。

【飼育研究部 森滝丈也】

むっちりアオジタトカゲ

2019年7月 1日(月曜日) 筆者 ゆぅ

皆さんこんにちは。最近じめっとした暑い日が続きますね。嫌ですね。

さて急に話は変わりますが、奇跡の森コーナーのバックヤードには、諸事情により未だ顔出し出来ていない生体が数多く存在しています。展示する場所がなかったり、傷を負っていたり、凶暴的であったり等々・・・。今回ご紹介するのは、その中でも割と新入りの可愛らしいトカゲさん、「アオジタトカゲ」です。

何故「アオジタトカゲ」という名が付いたのかって?それは舌が青いからです。そのまんまです。何度も写真に収めようと頑張ったのですが、これが精一杯でしたすいません。しかし、彼らの舌がいかに真っ青かということは伝わったのではないでしょうか?

そして個人的に好きな点はこのフォルム。むっちりとした体に申し訳ない程度の手足・・・可愛らしいですね。ツチノコにも似ているかもしれません。

何故か私はこういうムチムチ系の動物に弱い傾向にあるみたいですね。このくびれの無い胴体・・・いいね!しかし、他の担当動物も気のせいか同じような体形に・・・気をつけねば。

【飼育研究部 ゆぅ】

OK pouちゃん

2019年7月 1日(月曜日) 筆者 まえだ

梅雨のジメジメしている中カッパを着てトレーニングするのがおっくうなまえだです。

さて皆さん、セイウチの耳って見たことありますか?

それがこちら

目の後ろにあるのが耳の穴です。体の割に小さな穴が空いているだけ。お客さんにもよく「こんなに小さくて聞こえているのか」と質問を受けます。

セイウチたち、実はめちゃくちゃ耳が良いです。(目も良いですが)

セイウチに限らず、水棲哺乳類は五感の中でも音に頼って生活している者が多いです。イルカやクジラの仲間は有名ですよね。

水が濁ってしまったり、深く潜ると目からの情報が当てにならなくなります。

さらに音は水中では空気中よりも4倍以上速く、より遠くまで伝わる性質があります。

そのため音を頼りにするように進化してきた生きものが多いのでしょう。

 

加えてセイウチたちは私たちの言葉を、単語であればある程度聞き分けて、記憶することが出来ます。

イルカやアシカのショーでは身振り手振りで生きものにサインを出すことが多いのですが、セイウチの場合はある程度言葉だけでも伝えることが出来るのです。

トレーナーが「ゴロンして」と言えば寝っ転がりますし

「笑って」と言えば笑ってくれます。

ぜひ鳥羽水にお越しの際は、そんなセイウチたちの凄い能力にも注目しながら、ふれあいタイムやトレーニングをご覧下さい。

 

【飼育研究部 まえだ】