正体不明の二枚貝が貝殻に…

2022年1月 9日(日曜日) 筆者 もりたき

昨日、へんな生きもの研究所のアパート水槽に小さな二枚貝が沈んでいることに気が付きました。

これは、ちょうど1年前に、熊野灘の沖合底曳き網採集で水深200-500mあたりから採集した正体不明の二枚貝です。予想より長く生きていたのに残念です(もう1匹は生存中)

泥岩に付着している右側の殻は薄く、小さな窓(開口部)があります。これはナミマガシワ科の特徴ですが、種類は全く不明…。個人的に二枚貝にはあまりときめかないのですが、このトゲトゲは良いですね。

発見当時、国内外の貝の研究者3名に直に問い合わせてみましたが「北大西洋から知られるナミマガシワ科のHeteranomia属に似ている」との返答を頂きました。

このHeteranomia属は日本からは知られていない属なので、いずれにしても国内では知られていない貝である可能性は高そうです。

標本として貝殻がキープできたので、もしかしたら種類を明らかにできるかもしれません。

【飼育研究部 森滝丈也】