テヅルモヅルの“すねかじり”行動

2022年1月 3日(月曜日) 筆者 もりたき

明けましておめでとうございます。本年も飼育日記をよろしくお願いします。

振り返れば、昨年、私の飼育日記の更新回数は182回。12月後半は忙しくてサボっていましたが、久しぶりの180回オーバーでした。

今年も無脊椎動物ネタを中心にガンガン書き込んでいきますよ。

さて先日、へんな生きもの研究所のサメハダテヅルモヅルを見ていて、小さな個体が付いていることに気付きました。

本種で確認したのは初めてですが、テヅルモヅル類の成体に幼若個体が付着する行動は、他の種類では過去に確認しています。

この行動は、本当の親ではなくてもオスメス関係なく取り付き、取り付いた成体の口に腕を差し込むなどして餌を横取りしているように見えるので、成体による保育行動というよりも、幼若個体の「すねかじり」的な行動だと考えています。

時には、取り付く相手を乗り換えながら、この「すねかじり」を続ける個体もいて、過去には5年半以上継続した例もあります。

今回はどれぐらい継続するのか、水槽内でどのように成長するのか…

しばらく経過観察していきます。

【飼育研究部 森滝丈也】