ヨコヤホンヤドカリに広がるヨコエビの世界

2021年11月 21日(日曜日) 筆者 もりたき

先日も書き込んだ、熊野灘の水深200mあたりに生息するヨコヤホンヤドカリに共生するイシクヨコエビ科Isaea属の一種。

ヨコヤホンヤドカリから見つかることはわかっていますが、ひとまずそれ以外の生態は不明。飼育しつつ、生態が少しでも解明できれば、と考えています

さて、金曜日はへんな生きもの研究所の給餌日でした。

ヨコヤホンヤドカリもムキアサリを食べていますね…って、おい!

皆さんも気付いたでしょうか?よく見ると、Isaeaヨコエビもムキアサリを引っ張っているじゃないですか!これはおそらく摂餌行動。

水槽のガラス越しなのでピントが甘いのが残念ですが、しっかり引っ張っていますね。こんな行動は初めて確認しました。

ヤドカリに共生する理由の一つは餌を確保するためかもしれません。

と、しばらく観察していたのですが、ふと別の場所に目を移してどえらいモノを見つけてしまいました…

それは、ヤドカリが背負う貝殻の前管溝のあたりにいました。

ぬぉぉ、またしてもヨコエビ!コイツは初めて見る種類です。泥の管の中に隠れています。ヨコヤホンヤドカリから見つかったヨコエビはこれで3種目。

はたしてこのコの正体は?

【飼育研究部 森滝丈也】