メダマにまつわるエトセトラ

2021年10月 10日(日曜日) 筆者 もりたき

カレンダーに使えない写真ばかり撮っています(笑)

さて。10月10日は目の愛護デーということで、今回は私のフォトストックから気になる目を持つ生きものをいくつか紹介します。

まずはアカメフグ。このキャンデーみたいな色が好き。

続いてメダマウオノシラミ。ダイオウグソクムシと同じ深海に生息する等脚類ですが、左右の複眼は中央でつながっています。

ちなみに、本種は鳥羽水族館が採集した個体をもとに和名が提唱されました。

さて、ここでちょっと変化球のメダマイカリムシの一種をご紹介。魚の眼球に木の根のような頭部を差し込んで寄生する節足動物(カイアシ類)です。

画像のソーセージ状の部分は腹部で、バネのような部分が卵嚢。画像の個体は餌アジに混入したカレイの一種から見つかりました。

お次は深海底曳き網で採集されるミカワエビ。

食用としても流通しますが、あまり多くの量は採れないみたいですね。なんと言っても大きな目と全体の姿がカワイイので個人的に大好きなエビです。

そして、最後はアフリカマナティー(みらい)。巨体に対してこの小さな目!萌えますね。

ちなみにマナティーは角膜に血管を持つ唯一の生物としても知られています。マナティーの目は眼球を保護するため粘液状の涙の層で覆われていますが、そのため酸素が透過しにくいので角膜の血管が酸素を供給しているそうです。

以上、目にちなんだ豆知識でした。

【飼育研究部 森滝丈也】