挿し木の蒸散率(保水率)と体積比における表面積の関係

2021年8月 17日(火曜日) 筆者 かみおか

雨が続きますね。

鳥羽水族館の館内も、連日湿度の高い状態が続いており、けっこう結露っぽいです。

湿度が高いと、人間にとってはあまり心地よい状況ではありませんが、1つ良いことがあります。

それは、植物(特に亜熱帯から熱帯の植物)にとっては成長が促進される環境であるということです。

ですので、雨にも負けず、湿度にも負けず、コツコツと挿し木をすることにしました。

挿し木はただでさえ植物体の水分が蒸散で失われがちですので、湿度が高く葉からの水分蒸散が低い環境だと成功率が高くなります。

ちなみに、成功しやすいのは「幹が太く長い枝が少ない」部分です。上述の蒸散率・保水率の関係で、体積比で表面積が少ない方がよいのです。

ということで、マングローブ水槽後部の植え込み部分にゴムノキ科の植物を挿し木しました。

なお、マングローブ植物というのは植物の分類群ではなく、マングローブ地帯に生育する樹木の総称で、そのなかにはゴムノキ科の植物も含まれています。

うまく発根してくれるといいな、と思います。

かみおか