「見る」から「観る」へ

2021年2月 10日(水曜日) 筆者 まえだ

水族館はただの観光施設だけではなく生きものを展示する博物館としての役割もあります。

ぜひ遊びに行った際はただ生きものを「見る」だけではなく、「観る」つまり観察をしてもらいたいと思います。

例えばセイウチであれば見るだけだと

大きい、茶色い、ヒゲが生えている、キバが生えている

といった情報を得られますがこれをもっと細かく観てみると

耳は目の後ろにある小さな穴だけで耳たぶはないんだ。

よくみると指は私たちといっしょで5本指。しかも爪もしっかり生えている。後ろ脚の方が大きい。

哺乳類だからおへそがあって、乳首は4つあるんだ。

といったようにざっくり見るより細かくパーツごとに観ていった方が沢山の情報が得られますし、そこから新しい疑問も生まれてくると思います。

エサの食べ方や泳ぎ方といった行動もいろんな種類の生きものを比べながら観てみると面白い物です。

水族館に遊びに行った際は図鑑や映像ではできない様々な角度から「観る」ことに挑戦してみてください。

【飼育研究部 まえだ】