オオベソオウムガイ№63

2021年1月 5日(火曜日) 筆者 もりたき

昨年末(12月29日)に孵化後150日齢を迎えたオオベソオウムガイ№63

順調に成長して孵化から58mm大きくなりました(殻の外周)

角度ならざっと140°ほど。

今回、以前飼育していた(今はいません)ほぼ同じ日齢のオウムガイとパラオオウムガイを比較してみました。

オウムガイ№162(150日齢)※この個体は1468日間生存

パラオオウムガイ№10(147日齢)※この個体は256日間生存

種類が違うので単純な比較はできませんが、こうやって見比べるとオオベソ№63の順調な成長ぶりがよくわかります。(このオウムガイとパラオオウムガイは殻外周の計測は行っていなかったので、角度で比較しました)

ところで、今、№63は少し体重が重く、沈みがちになっています。

 

これは状態が悪いわけではなく、どうやら「中性浮力を保った状態」と「沈みがちの状態」を一定の期間で繰り返しながら成長するようです。

オウムガイの仲間は通常生息する水深よりも浅い場所で孵化すると考えられていますが、孵化個体は成長の過程で沈みがち(身体が少し重く)なったときにゆっくりと深い場所へ沈んでいくのではないか?と今のところ予想しています(産卵場所も子供の成長も、野生では誰も見たことがないので、あくまで私の予想です)

【飼育研究部 森滝丈也】