カグヤヒメウミウシがあのカイメンを摂餌していました

2020年10月 21日(水曜日) 筆者 もりたき

今朝、へんな生きもの研究所のカグヤヒメウミウシがカイメンを摂餌していました。

これは前回、アオウミウシが食べていたカイメンと同じ、だし巻き卵か湯葉のような質感のあの灰色のカイメンです。

このカイメンはイロウミウシ科、特にヒュプセロドーリス属(Hypselodoris)のウミウシが好んで食べますが、カグヤヒメウミウシも同じ仲間。とても気持ち良い食べっぷりでした。

実は、4日前にもカグヤヒメウミウシがこのカイメンを摂餌している姿を確認していました(今回と同じ個体かは不明)

その時、結構な量のカイメンが食べられたのですが、今あらためて確認すると、食べられた部分はかなり復活(再生)しています(伸びている組織がわかるでしょうか?)

このカイメン、意外と再生力が強いようです。

ウミウシの捕食圧とカイメンの再生力のバランスが釣り合えば、新たなカイメンを探してこなくてもこの水槽の中でウミウシ達はいつまでも餌を食べ続けることができるようになるかも。

そんな飼育環境を目指していきたいですね。

今後もウミウシ類の長期展示を実現するために餌情報のデータを蓄積していきます。

【飼育研究部 森滝丈也】