カワウソのための冬支度(ふゆじたく)

2019年11月 22日(金曜日) 筆者 はせがわ

鳥羽水族館で飼育しているコツメカワウソは野生では主に東南アジアで暮らしており、寒さにはあまり強くありません。それで冬には暖房器具が必要になります。日中を暮らす屋外には、小屋の中にパネルヒーターがあり、その上で休んでいると暖かく過ごすことができます。一方主に夜間を過ごす寝室は、小型のファンヒーターで空気を暖めています。

またペアで暮らしていれば、抱き合ってお互いを暖め合うことができます。実際コツメカワウソのペアはとても仲が良く、密着しているのをよく見かけます。

鳥羽水族館には、オスのマーボーとキボウ&アサヒのペアの合計3頭が暮らしています。マーボーは1頭で過ごす初めての冬を迎えます。これまでも1頭で冬越ししたコツメカワウソはいますが、マーボーが寒さで体調をくずさないように細心の注意をして観察をしながら、1ヶ所でファンヒーターとパネルヒーターを同時に使うなどマーボーが今まで以上に体を暖めることができる方法を考えたいと思います。(写真は3枚ともマーボーです。2枚目ののバックに写っている赤いものが、屋外用のパネルヒーターです)。(長谷川)