カイメンとタコ

2019年6月 24日(月曜日) 筆者 もりたき

昨日はいつもお世話になっている甚昇丸に乗船させていただき、2ヶ月ぶりの熊野灘底引き網採集に出かけていました。ところが早朝2:30に出港したものの、沖合であいにくの激しい雨。3回だけ曳網してやむなく帰港することに…。

今回は船側の狙いがマダイ(魚)だったため、曳網は比較的浅い水深140-150mあたりでした。いつもの水深300mあたりの生物相とは異なり、初めて見る生物/久しぶりの生物もいくつかいましたね。中でも個人的なアタリだったのは初採集となるジクネカイメン属の一種と不明種の小型タコ。

こちらがジクネカイメン属の一種(コンボウカイメンRhizaxinella clavata に似ています

カイメンはマイナーな生物ですが、飼育生物種1200種を誇る鳥羽水族館なので、彼らも大事な飼育生物です。

こちらは不明種のタコ。

本種は2015年にも採集したことがありますが、お久しぶりです。タコの分類は難しいので、研究者に調べてもらう予定です。

小さな頭部、大きな眼球、細長い腕が特徴的ですね。

まだ名前のついていないタコだったら、面白いのですが…どうでしょう(笑)

【飼育研究部 森滝丈也】