7号室のBathyceradocusヨコエビ

2019年2月 23日(土曜日) 筆者 もりたき

へんな生きもの研究所のアパート水槽7号室でひっそりと飼育中のヨコエビBathyceradocus sp.(熊野灘の水深350mで採集)。まだ名前が付けられていない種類(未記載種)である可能性が高いので、現在、研究者に調べてもらっています。

この沈木の中には、どうやらサイズの異なる6匹(大1・中4・小1)がいるようです。大きさ5-15㎜程度。

前回も書き込みましたが、他所では見ることができない珍ヨコエビなので、生態を観察できないかと思いつきました…

生態観察するには個体識別が重要。何か個体識別の目印はないかと探していましたが、どうも個体によって触角の欠損部位が異なるようです(ヨコエビには第1触角と第2触角の計4本の触角があります)

これを目印に、個体識別ができるのではないでしょうか(笑)今、画像データを集めています。

大個体:左第2触角の先端が欠損

 

中個体➀:左第1触角が根元から欠損  黒斑あり

 

中個体➁:全ての触角がそろっている

残りの個体はまだ調査中…

中4匹と小1匹 触角はなかなか見せてくれない…

沈木に依存したBathyceradocusの生態はシロアリに似ているので、何らかの社会性があれば面白いな、と期待しています。

【飼育研究部 森滝丈也】