沈木の無眼ヨコエビ再び

2019年2月 5日(火曜日) 筆者 もりたき

先日の沖合底引き網採集では、こんな久しぶりの珍生物も採集できました。

全身真っ白、無眼のBathyceradocus属ヨコエビです。沈木の中に生息します。この種は3年半前に一度だけ採集したことがあるだけで、今回が2回目。当時、ヨコエビの研究者に見ていただき、「とんでもなく珍しい種」との連絡を受け、驚いたことをよく覚えています。前回採集個体 

今のところ、この仲間で報告(記載)されているのは北太平洋やインドネシア付近の深海(400-5200m)から見つかった数種だけ。どれも海底に沈んだ木の中から見つかっているようです。 

前回採集した熊野灘の個体は研究のため研究者に標本を提供したので、展示公開はかないませんでしたが、今回は生きた状態で採集できたことですし…(ただいま予備水槽で飼育中)

 

生きたまま「展示」したい、とは考えているのですが、ひとまず、木の中に穿孔しているので展示には工夫が必要でしょうねぇ…地味だし。

 ひとまず水槽に入れてみました。

沈木に潜り込むヨコエビの姿は…運が良ければ見えます(3匹はいます)

【飼育研究部 森滝丈也】