トレーニングのススメ!その⑯

2018年12月 6日(木曜日) 筆者 ともちゃん

こんにちは、ともちゃんです。

 

僕たち飼育員が動物を観察するように、動物たちも僕たち飼育員を観察しています。

イルカやアシカといった海獣類は、トレーナーによっても態度やレベルを変えてきているように感じます。前回の話もそういうこと。

動物たちは朝起きてエサをもらってショーをしてトレーニングをして…といった変わり映えのない毎日飽きてくるんじゃないかなと僕は思っています。365日同じ毎日ではショーの内容や動物自身も変わっていきません。

 

イルカのトレーニングで、いつもは出さないタイミングでサインを出したり、ジャンプをする場面で違うサインを出したことがありました。その時の反応は、助走もジャンプの高さも戻ってくる速さも全然違いました。そんな経験を何度もしてから、毎日少しでいいから変化をつけて動物に接するようにしています。

 

動物たちの潜在能力は計り知れません。運動能力も学習能力もまだまだ未知数。トレーナーは、そんな動物たちの力を引き出せるキッカケになってるはずです。「動物に読まれないトレーナーになれ」と言ってくれた先輩は、毎日毎日トレーニングの内容が違ったし、動物も楽しそうでした。楽しそうなトレーナーと動物を見ていると、何か伝わるような気がします。

つづく

 

【飼育研究部 ともちゃん】