繁殖

2018年9月 23日(日曜日) 筆者 おーむら

8月3日にオタリアのあられが出産しました。

【みぞれ】という素敵な名前をつけてもらいました。

 

鰭脚類が繁殖できるのは年に1回。

さらには、雌が交尾を許容するのもわずか1日、数時間と限られたもの。

 

なので飼育係は出来るだけ多くの情報を得ようとします。

 

排卵日はいつなのか。雄との発情期は合っているのか。着床はしたのか。

胎児は今どれくらいの大きさなのか。出産日はいつ頃なのか。何時間授乳してるのか。etc.

 

それを知るには生きものたちに協力してもらい、ハズバンダリートレーニングを用いて体重測定、採血、超音波検査 等 で情報を得ます。

このトレーニングをするには生きものはもちろん、飼育員、獣医師との協力、理解が必須です。

生きものから得たデータ、飼育員のトレーニング技術、獣医の医療知識。得たものはものすごくあります。

 

無事に産まれてくるだけで奇跡なのかもしれません。

鰭脚類たちが安心、安全はもちろん定期的に繁殖できるように、繁殖技術向上にチーム一丸となって取り組みたいと思います。

 

【飼育研究部 大村 智】