オウムガイP162の近況

2018年6月 18日(月曜日) 筆者 もりたき

今年は6月15日-22日がCephalopod week(頭足類週間)…ということなので、オウムガイの話題です。

鳥羽水族館ではオウムガイとオオベソオウムガイの孵化に成功しており、特にオウムガイは1995年6月に孵化したP1を皮切りにこれまでに162個体が孵化していますが、幼若個体の長期生存は難しく、これまでに1年以上生存したのはわずか10個体のみ。その中でとりわけ長期間(1000日以上)生存したのはたったの6個体です。

現在、その中の1個体、P162が展示水槽でご覧いただけます(2015年4月25日 孵化・1150日齢)

こちらが本日のP162 もう性成熟に達していると思われます(オスです)

孵化当日はこんなに小さかったのに…

順調に大きくなりました。

ちなみに孵化の3週間前はこんな様子。

卵からほとんど見えている状態ですが、孵化直前のオウムガイはこんな姿なのです(笑)

水族館生まれのオウムガイを見ることができる水族館は国内では鳥羽水族館だけ。是非見に来てください。

今は、孵化個体はP162だけですが、今年の秋ごろにはパラオオウムガイの赤ちゃんがご覧頂けるかも。

お楽しみに!

【飼育研究部 森滝丈也】