リプケアが無性生殖で増えていました

2016年2月 19日(金曜日) 筆者 もりたき

去年2015年の5月2日に偶然へんな生きもの研究所で見つけたリプケア(Lipkea sp.)

2012年の千葉県の博物館の水槽内での発見例に続く、北太平洋で2例目の発見記録となる超絶珍種クラゲです(傘径1.5-2.0cm)

当時、ほぼ同じサイズのものが2つ並んで見つかりましたが(№1 №2)そのあとすぐにアクシデントで№1のカサの一部が欠損…

ところがリプケアの再生力は強い!

しばらくすると№1は元通りの姿に復活。

 

その勢いに押されたかのように逆に№2の方はどんどん萎縮して、ついには根元からポロリと脱落…

ところが…やっぱりリプケアの再生力は強い!(笑)

脱落した№2の根元に残った肉塊が徐々に成長して復活!小さなリプケアの姿に!

おぉ!感動。

この顛末は去年8月の飼育日記で紹介しています。https://diary.aquarium.co.jp/archives/18637

 

今日は久しぶりにマジマジとリプケアを観察していました。

…おぉ!?

もう一つリプケアが増えているじゃないですか!(№3)

実はリプケアは有性生殖(卵と精子)だけではなく、無性生殖をおこなうことが報告されています。

おそらく№1の伸びた根元の肉がちぎれて育ってきたものと思われます。

 

拡大すると花びら状の突起が少〜しできはじめていて…

可愛いです!

このまま大きく育ってくれると良いのですが。

【飼育研究部 森滝丈也】