メダマイカリムシ

2015年12月 29日(火曜日) 筆者 もりたき

みなさま、おはようございます…

正月イベントの設営作業も昨晩が大詰め…年内にゆっくりと風呂に浸かりたい。

…入れるのでしょうか。

 

さてさて。

正月イベントで展示する生物を移動させようと、ふとのぞいた予備水槽に…

コウベダルマガレイ(これがいるのは知ってましたが)

…その目の上に何やら赤いモノを発見!

拡大。

おわかりでしょうか?

これでわかれば、あなたはかなりの寄生虫好き(Parasite lover)

さらにアップ!

おぉ!久しぶりのメダマイカリムシじゃないですか!(興奮)

このメダマイカリムシは寄生性のカイアシ類(コペポーダ)です。

カイアシ類はプランクトン生活を送る種類も多いのですが、こいつのように寄生生活をする種類もよく知られています。

 

水族館で見かけたのは実に3年半ぶり。

2012年に見つけたのはコクチフサカサゴの目の上。

この時の個体は卵嚢を持っていました(バネみたいなクルクルがそれ)

どこかどうなっているのかわかりにくい体制ですが、引っこ抜いてみるとこんな姿。

根っこのような部分が頭で、ソーセージみたいな部分が胴。二対のクルクルは卵嚢。

なかなかエイリアンチック。好みのタイプです!

 

メダマイカリムシはその名の通り、魚の眼の角膜に穿孔し、眼球奥壁に根っこのような頭胸部突起を広げて体液を吸うそうです。

 

今回見つけた個体は魚体共々調子が良さそうなので、へんな生きもの研究所で展示してみようかなぁ…

【飼育研究部 森滝丈也】