モンハナシャコの認知能力

2015年6月 20日(土曜日) 筆者 もりたき

みんな大好き、モンハナシャコ。

先ほど夕方の見回り中、餌を催促されました。

嘘です(笑)

正確に言えば、パチンパチンと捕脚を打ちつけている場面に遭遇したのです。

よほど腹が減っているらしい(昨日、食べたばかりなのに…)

 

ご存知のように、モンハナシャコは餌の貝を見つけると、ハンマーのような捕脚を高速で打ち付けて貝殻を割る習性があります。

この水槽では普段の餌はムキアサリばかりですが、先月末、特別に殻つきのアサリを与えています。

今日は、その時の割れて散らばった貝殻片に対して、捕脚をパチンパチンと何度も何度も打ち付けていたのです。

 

その行動を見て少し驚きました。

ほぉ、彼はこれが貝殻だとわかっているのか…

明らかに、砂ではなく貝殻片だけを狙っています。

これはどうやら臭覚ではなく視覚で「貝」を認知していることらしい。

でも、こんな破片だけでよく認識できたなぁ…感心。

もっとサイズが小さくなっても貝殻だと認識できるのだろうか…などと思いつつ、活アサリを与えました。

すぐに反応。

一撃で貝殻を破壊するパンチ力。この個体はサイズが大きいので特に迫力あります。

満足、満足~(笑)そして、ふと思ったんだけど、本当に視覚に頼っているのなら、絵に描いた貝を見せたらどんな反応するんだろうね。

写真なんかだとどうなんだろう?

いろいろと認知実験すると面白いかもしれないですね。

あ、貝のイラストを描いた板を見せたら正拳突きで割ったりして…(笑)

 

先行実験が既に知られているかもしれませんが、興味津々。

【飼育研究部 森滝丈也】