ダイオウゴカクヒトデが入館しました

2015年3月 16日(月曜日) 筆者 もりたき

先日の深海底引き網漁船で採集した面白い生物の一つがこれ。

日本最大のヒトデ 類、ダイオウゴカクヒトデ Mariaster giganteus です。

1匹でクーラーボックスがいっぱいです(笑)

 

ヒトデの大きさは「輻長(ふくちょう)」(中心から腕の先までの長さ)であらわしますが、この個体で輻長210㎜。

でもダイオウゴカクヒトデとしてはまだまだ小さいぐらい。

大きな個体になると何と輻長403㎜の記録があります(40㎝!)

腕がひょろっと長いのであまり巨大ヒトデという印象は薄いのですが、サイズから言えば間違いなく日本最大サイズ。

 

あまりに大きく網にかかると邪魔なので、捕れても漁師さんに腕を切断されてしまうことが多いようです。

完全な形で採集するのが困難なヒトデですが、奇跡的に今回は完品でした。

そして、生きた状態での搬入は鳥羽水族館で初めて。

 

…て、どこに入れる?あまりに大きすぎる。

おっと!あそこの水槽だったらいけるかも…

はい、ダイオウつながりという訳で、ダイオウグソクムシ先輩と同居と相成りました。

ここなら水温もスペースもちょうど良い。

…にしても、後輩なのにこの存在感…(笑)

ダイオウグソクムシ№5もタジタジです。

【飼育研究部 森滝丈也】