深海のモディリアーニ

2015年2月 6日(金曜日) 筆者 もりたき

…と密かに私が呼んでいるだけなのですけどね。

水深300mあたりで採集されるジンゴロウヤドカリは、数あるヤドカリの中でも特に魅力的な目を持つ種類。

吸い込まれるような青。

イタリアの画家モディリアーニの描く婦人の瞳に似ているな、と思っています。

いかがでしょう?(モディリアーニは検索してみて下さい)

ちなみに和名のジンゴロウは名工・左甚五郎から名付けられたそうです。

 

ジンゴロウヤドカリの青い瞳に対して、こちらイイジマオキヤドカリの目はルビーレッド。

…いや、ヒスイぐらいの赤味でしょうか。ヤドカリスナギンチャクを背負う奇妙な姿ばかり注目されますが、意外に魅力的な瞳の色をしています。

イイジマオキヤドカリの向かって右側に見える小型のヤドカリは、スナギンチャクヒメヨコバサミ(?)

こいつの目は白目に黒い点で、いつも驚いた感じ(笑)

そして、現在、へんな生きもの研究所で展示している深海性ヤドカリはもう一種、アワツブホンヤドカリ。

目は…普通ですね。

こいつはハサミが黒く変色しているので還元的な環境(泥地)を好むのかも知れません。

いつも餌をあさっている印象があります。

 

明日も目(眼柄)が魅力的な深場のヤドカリ(ヨコヤホンヤドカリ)が入館する予定です。お楽しみに。