本気になる時

2014年10月 17日(金曜日) 筆者 つじ

動物を飼育する上で大切なことのひとつに、

安定した餌の確保

があります。

餌が切れて与えられなくなれば飼育はできません。当たり前ですね。

ただ、この当たり前のことが実は難しいんです。

特に多大なる種数を扱う魚類担当となると、

生物種に応じた餌を手配しなければなりません。

で、その手配困難種のひとつに、イカがいます。

なぜなら、生き餌にしか反応しないから。

普段は業者から活エビを餌用として購入していますが、

台風などが続けば、漁に出られないために、入手が不可能になります。

しかし、この台風が面白いものをもたらしました。

はい。

この様子を見て、ぶわっと心に火がつきました。

なぜかって?

わかりますか?

そう。大量のマイワシが接岸したのです。

何とか時間を作って、

捕獲開始。

この画像を撮ったシミ○氏には仕事中にっっwと笑われるし、

ツイッターのコメントにも www の反応。

しかし、こちらは本気なのです。

アオリイカの嗜好性の中で

イワシ、サッパ系統は抜群に反応が良いのはわかっていたからです。

そして現在活エビ不足中。餌の確保必須です。

以下、伝わらないかもしれませんが、私の思考回路です。

仕事の合間、かつ群れが停滞する時間はごくわずか。

釣るならこのタイミングしかない。

ひとまずサビキを遠投。

はっっt!

これは口を使わないパターンだ。

これだけの大群がマエナラエ状態だからだろう。

ということは、群れの進行方向に逆らうと絶対口を使わない。

自分の立ち位置を変えて逆方向からアプローチ。

食った!

このパターンか!!!

次は連鎖を狙おう。

一匹食ってもそのまま誘おう。

よし!トリプル達成!

やばい、仕事に戻らないといけない時間が、、、

っとまあ、なんとか、

アオリイカに与えることができました。

やはり反応はすこぶる良かったですね。

さて、今回なぜこのような群れが入ったかはわかりませんし、翌日はまるっきりいなくなりました。

やはり確保(釣る)タイミングはあの時しかなかったのです。

台風の大雨による低塩分化が関係しているのかな?

群れの棚が水面近くになると、

こんな感じでパシャッとなるのですが、この群れに捕食魚(スズキやブリ)が付くと、捕食の際に

突き上げられてこんなもんじゃありません。残念ながら今回は捕食魚は全くいませんでした。

私の場合、プライベートでは捕食魚がついた群れを狙っています。

その光景を是非とも皆さんにみせたいな。

知り合いや、漁師さん情報、自分の足でかせいで肉眼で見た海の状況、

全てをひっくるめて、海の変化に常に敏感でいたいんです。

僕が竿を持っている時は本気の時です。

はい。長々と、うっとおしかったですねw申し訳!

photo by ほしゃさん←ありがとうございました。