パラオオウムガイの胚殻

2018年10月 31日(水曜日) 筆者 もりたき

発生中のパラオオウムガイの卵(胚)は、外側から胚殻が確認できる卵を追加展示したので、現在7卵をご覧頂けます。孵化は12月~1月あたりになりそうです。

7卵のうち、左端の卵だけは卵殻を切り取っているので胚の発生過程を観察できます(正確な産卵日は不明ですが4月3日~4月20日に産卵)。

この状態でも胚の発生は通常通り進みます。

今回、初めて発生途中の胚を確認して気付いたのですが、パラオオウムガイは他の2種(オウムガイとオオベソオウムガイ)に比べて胚殻の巻きが緩い(弱い)ようです。カシューナッツのような形をしています。

今後、胚は殻先端部分を巻き込むように成長していきますが、これだけ巻きが緩いと孵化の時点でも殻の中央に穴が残ると思われます。

過去に他の園館で孵化したパラオオウムガイの画像を確認しても孵化直後の幼体は殻の中央に穴が空いているように見えます。どうやらパラオオウムガイは胚殻の巻きが緩い結果、穴が形成されると予想されます。

【飼育研究部 森滝丈也】

 

 

僕のお気に入り☆

2018年10月 31日(水曜日) 筆者 ろむ

皆さん、ご無沙汰しております ろむ です! 猛暑が続いた夏も終わり、だいぶ寒くなってきましたね...

夏といえば、7月20日にリニューアルした海獣の王国!! 皆さんはもうご覧になりましたか??

以前よりも近くで動物たちの姿を見る事が出来るようになりました。 リニューアルして3カ月が経ち、動物たちもお気に入りの場所を見つけ始めたようです。

今回はこの子のお気に入りの場所を紹介したいと思います!

ハイイロアザラシの男の子 ポポ です☆

ポポはとってもマイペースで、いつもボーっとしていることが多いです。よくプールの底でじっと寝ているのを見るのですが、最近はこんなところで休んでいるみたいです(笑)

ちょっとしたスペースを上手く使っています。すごく不安定に見えますが、ポポにとってはこの体勢がリラックス出来るようです。

ある日は水中の岩の上で寝ている事もありました(^_^;)

夕方の餌が終わり、閉館近くに行くとよくこの場所にいます! 近くでお顔が見れるチャンスです、 皆さんも見つけた際はそっと見てあげて下さいね☆

 

どんどん寒くなってきますが、皆さん体調には気をつけてください!!

それでは、皆さん また会える日まで さようなら~

【飼育研究部 ろむ】

久しぶりにリュウキュウスガモの花が咲きました

2018年10月 30日(火曜日) 筆者 もりたき

本日、人魚の海ゾーンにあるシーグラス水槽でリュウキュウスガモの花が咲きました。

リュウキュウスガモはジュゴンが餌として食べる海草の一種で、水中で可憐な花を咲かせます。この水槽では2007年から9年連続で開花していましたが、2016年からぱったり咲かなくなり、今回は3年ぶりの開花になります。

咲いていたのは雄花が7輪(1日花なので翌日には萎れてしまいます)で、開花直後はこんな風に花粉がついています。ちなみに沖縄の海では9~1月が開花シーズンだそうです。

ところで、自然下のリュウキュウスガモは『1株が1年間で咲かせる花の平均数は0.125個』というデータもあるほど「あまり花を咲かせない」植物のようです(1株は10年間に1輪ほどしか開花しない)おそらく、有性生殖(花)よりも無性生殖(株)で殖える方法を選択したのではないでしょうか。…というわけで、水槽でごくまれに見つかる可憐な白い花。見かけたらラッキー(笑)

ところでリュウキュウスガモは雄花と雌花を咲かせますが、なぜかこの水槽で見かけるほとんどが雄花です。

ちなみに雌花はこちら

当館の場合、2007年から2015年のうち雌花も開花したのは2010年から2012年の3年間だけ(水槽環境は変化させていません)。もしかしたら雌花の開花年は集中するのかも。

今シーズンは久々の開花なので雌花の出現も楽しみにしています(笑)

【飼育研究部 森滝丈也】

ウミウシの餌

2018年10月 29日(月曜日) 筆者 もりたき

先日の飼育日記でへんな生きもの研究所に搬入したウミウシを紹介しましたが、ウミウシ飼育の一番の難関は餌の確保。ウミウシの種類によってカイメンやコケムシ、ヒドロ虫などなど食べる餌もさまざまで、おまけにどれも手に入れるのが難しいのです。

ほぼ決まった種類の餌しか食べない種類(単食性)や複数の餌を食べる種類(多食性)がいるようですが、どうもこれにも個体差があるようです…。例えばこちらのミカドウミウシは水槽内ではこんな黄色いカイメンを食べることが判明していますが、個体によっては全く見向きもしません。

今、展示しているウミウシもカイメン類を餌にする種類がほとんどなので、館内のいくつかの水槽からカイメンを採集して与えています。

それでも試験的に何種か与えてみてウミウシが反応したのは、今のところコブシメ水槽の隅で見つけたこの灰色のカイメンだけです。このカイメンは特有の香りがあるので見分けるのは簡単です。

今のところ、このカイメンを摂餌しているのはシライトウミウシとリスベキア・プルケアのみです。

大きく口を開けて食べています。気持ち良い食いっぷり。

 

今後もウミウシ類の長期展示を実現するために餌情報のデータを蓄積していきます。

【飼育研究部 森滝丈也】

 

つわものどもがゆめのあと

2018年10月 28日(日曜日) 筆者 あまま

トバスイハロウィンナイト無事終わりました。まだハロウィンの日ではないんですけど終わった感満載、やりきった感、充実感、疲労感などなど・・・。

ファンタジックな雰囲気のメイン通路

お子様達も、可愛い仮装をしてきてくれました!撮影に協力してくれてありがとうございます。

そして、仮装スタッフでの記念撮影です。もちろん、うみうしさんもいますよ!

そして残るはお片付け・・・

つわものどもがゆめのあと・・・来年は、何を作ろうか~来年もこれ着れるかな???来年はもっと盛り上がるりますように!って、まだハロウィン終わってないんですよね(笑)

【飼育研究部 あまま】

 

可愛さのひみつ

2018年10月 27日(土曜日) 筆者 しんたに

今日はとばすいのハロウィンナイト!みなさまご準備はできてますでしょうか。しんたにはというと、あままさんの製作するナイスな衣装をきて写真を撮られて「今週の一枚」や飼育日記に登場しておりました。今日のハロウィンナイトももちろんあままさん手作りの衣装でみなさまをお待ちしております。

さてさて本題に。

エサ以外の時はカメラを向けると突然に戸惑うペリカンたち。

今日の曇り空のせいでますますアンニュイな様子に。。しかしお客様とお話しをしているとやはりみなさんにかわいい!といってもらえるのはやはりこのコシグロペリカンのクロちゃん。おめめが大きくてぱっちりしているのがポイントなのかな、と。クロちゃんとズーちゃんの目のあたりを拡大してみると、、、

お気づきでしょうか。クロちゃんの目の周りが黒くなって縁取られているのを。。ヒト用のコンタクトにも縁取りがあり瞳を大きく見せられるものがあり、それをつけると可愛くなれるそうな。そんなわけでクロちゃんの可愛さはきっとこの縁取りのおかげなんだ!と納得しておりました。

ご来館の際はペリカンたちをじっくり細部までご覧ください!

【 飼育研究部 しんたに 】

モコモコ?

2018年10月 26日(金曜日) 筆者 あおくら

みなさんこんにちは!

最近ますます寒くなってきましたね…今日はモコモコ羽毛に覆われて温そうな生きものを紹介します!

この子はハリスホークという種類の、アメリカにいるタカの仲間です。とてもかっこいい顔をしているのですが、メスで名前は空ちゃんといいます!

 

奇跡の森のふれあいタイムで出ていることもあるので、来ていただいた方はこの子に触ったり、一緒に記念撮影が出来るかもしれません!

そのふれあいタイムで空ちゃんを目にしたお客様の中には、顔がキリッ!としているからか、後ずさりしてしまう方もちらほら…見られるとドキッとしてしまいますよね、私も最初はそうでした(汗)

ぜひ勇気を出して触ってみて下さい!最初にモコモコ羽毛と言いましたが、実際にはどんな触り心地でしょうか…襲いに行ったりすることはないので安心してくださいね。魅力が少しでも伝われば嬉しいです。

夕方頃には眠そうな空ちゃんが奇跡の森で見られるかもしれません…(笑)

【飼育研究部 あおくら】

10月27日はトバスイ・ハロウィンナイト!

2018年10月 26日(金曜日) 筆者 あまま

いよいよ、ハロウィン一色になっていますね!ご無沙汰してます。あままです。今回は動物ネタでなく、告知です。明日、10/27(土)は、トバスイ・ハロウィンナイトです。あままは、手作り大好きですので、今回は張り切ってスタッフ10名分の衣装を手作りしました~!その中でもお気に入りを一着紹介したいと思います。

前から見たら・・・何でしょう?

後ろから見たら・・・

さて何でしょう?分かった方はありがとうございます。分からない方は・・・ぜひ、水族館に来て探して見て下さい!!!

まだまだ、独特な仮装のスタッフが明日は皆さまをお出迎えします。鳥羽水族館でハロウィンを楽しみませんか?お待ちしています。

【飼育研究部 あまま】

あんこのお散歩

2018年10月 26日(金曜日) 筆者 ひらの

今年の4月に生まれたフンボルトペンギンのあんこちゃん、生まれた時は

とっても小さかったのですが、半年たって立派に大きく成長してくれました。

 

 

ちなみに生まれたときの写真がこちら!

 

両手に収まるくらい小さかったんです!

生まれた時の体重は89gですが現在は4kgもあります。

本当に大きくなりました。

そんなあんこちゃん、最近は夕方に館内をお散歩しています。

 

歩く姿がとっても可愛らしいですね笑。

 

甘えん坊ですぐ止まってしまうのも、なんだかんだ可愛いんです笑。

 

明日はもう少し遠くまでお散歩できたらいいね。

 

飼育研究部【ひらの】

 

初めて見るナマコが入館しました

2018年10月 25日(木曜日) 筆者 もりたき

先日の火曜日、いつもお世話になっている菅島の漁師さん(幸進丸)からカイメンやヤギ類をいただきました。

あとで水槽に搬入しようと海水をしばらくかけ流しておき、昼過ぎに中をのぞくとタルの壁面に小さなナマコが付着していました。

これは初めて見る種類です!

何だかアタリ(珍しい種類の意)のような気がする。背面は腹に比べて体色が濃く、骨片が密なのか石灰質でジョリジョリと少し硬い。管足も背側は少ない。

ナマコの同定は難しいけれど、いちど調べてみなければ…。

情報お持ちの方は連絡ください(笑)

【飼育研究部 森滝丈也】