カゴカマスのウオノエ

2019年2月 9日(土曜日) 筆者 もりたき

2/3の熊野灘沖合い底引き網生物採集でカゴカマスの口の中に寄生したウオノエを採集しました!今シーズン2回目です。ウオノエ好きの私としてはテンションが上がります。

かわえぇ!

カゴカマス自体はあまりまとまって獲れる魚種ではないので、このウオノエに遭遇する機会もほとんどありません。寄生していたカゴカマスはこちら。

このウオノエもこれまでに2016年に4回、去年9月に1回採集しているだけです。

そして、いつも思うのですが…こんな大きなウオノエが口の中にいて、カゴカマスは餌に困らないのでしょうかねぇ。

ちなみに、以前、このウオノエについて研究者に問い合わせてみたことがあるのですが、どうやらカゴカマスに寄生するウオノエはこれまでに報告はないらしく、もしかしたら珍しい種類である可能性もあるかも…。期待が高まります(笑)

今回見つかった個体は成熟したメスとオスでした。

【飼育研究部 森滝丈也】

パラオオウムガイB9が孵化しました

2019年2月 8日(金曜日) 筆者 もりたき

パラオオウムガイのベビーラッシュはまだまだ続いていますよ~!一昨日、9個体目となるB9が誕生しました。これで現在の飼育数は7匹になりました。

7匹なのは、B9が孵化する2日前にB4(12月24日孵化)が亡くなったからです(B1は孵化後すぐに死亡)

実は、B4は孵化前からずっと成長を記録していた個体で、一番最初に孵化するだろう予想していました。ところが、なぜか孵化間近にB4の発生速度は遅くなり、次々と他の個体に追い越されていきました。ようやく4番目に孵化したあとも成長不良は続いていました。残念です。

実際、飼育下のオウムガイ類の孵化個体の飼育はまだまだ分からないことばかり。国内外の水族館と連携しながら、長期飼育に挑戦しています。

これまでのオウムガイやオオベソオウムガイに比べて、パラオオウムガイは孵化率などに違いがあるようなので、孵化後の生存率も違いがあるのか?気になるところです。

これからも試行錯誤の日々が続きます。

【飼育研究部 森滝丈也】

どうか、ご注目してあげてください。

2019年2月 8日(金曜日) 筆者 ニッシー

奇跡の森には様々な種類の両生類・爬虫類が展示されています。

種類数が多ければ多いほど、中にはあまり注目されない生きものも存在します。

例をあげるとすると…

こちらの、私が担当しているオオミズヘビ

この子がいる水槽の前にお客さんがいるのをあまり見かけないんですよね。

(隣のウーパールーパー水槽は人気にも関わらず…)

色合いも地味だからなのかな?

 

せっかくの機会なのでオオミズヘビがどんな生きものなのかご紹介しましょう。

野生ではタイ、ベトナム、マレーシアなどの東南アジアに生息しています。

名前の通り、体長は最大で120cmまで大きくなると言われています。(この子はまだ50~60cmと言った所でしょうか。)

「ミズヘビ」と言われるだけあって1日の大半を水中で暮らす「半水棲」という生活リズムを送っています。

(運が良ければ陸にいる姿が見れるかも!?)

食性は魚食性で泳いでいる魚を素早く噛みつき捕食します。

では、鳥羽水族館では一体どんな餌をあたえているのか?

それについては、また次回に紹介します。

お楽しみに!【飼育研究部 ニッシー】

うちコレ。2019

2019年2月 6日(水曜日) 筆者 ともちゃん

皆さんこんにちは、ともちゃんです。

 

最近のセイウチふれ合いタイムでは、お客様が積極的にSNSに写真や動画やコメントを残してくれています。

皆さんの旅の思い出にセイウチを残してくれるのは担当者もとても嬉しく、やりがいを感じるときであります(*^_^*)

 

皆さんホントにたくさんの動物の表情をUPしてくれてるようで、ブレブレの写真から2ショット写真まで様々です!

担当者目線とお客様目線では写真や動画もそれぞれいい味を出しています。

 

さぁそれでは、僕が最近撮ったクウちゃんの「可愛いオブ可愛い」写真でもどうぞ!

 

エサを見つめるクウちゃん。(食うちゃん?)

 

なんとも言えぬ表情。

 

ピントはヒゲ。

 

ちょっとしゃくれるクウちゃん。

 

可愛いオブザイヤー。

 

トレーニングの時間にカメラを持って入る時があるのですが、その時その時で表情が全然違います。

上手く撮れないときもあれば、「あ~、カメラ持って来たら良かったぁ(T_T)」という時も。笑

可愛いだけじゃない。大きいだけじゃない。動物にはそれぞれの表情があって、毎日見てても飽きません!

また良い写真が撮れたら皆さんにお届け致します!!

 

【飼育研究部 ともちゃん】

沈木の無眼ヨコエビ再び

2019年2月 5日(火曜日) 筆者 もりたき

先日の沖合底引き網採集では、こんな久しぶりの珍生物も採集できました。

全身真っ白、無眼のBathyceradocus属ヨコエビです。沈木の中に生息します。この種は3年半前に一度だけ採集したことがあるだけで、今回が2回目。当時、ヨコエビの研究者に見ていただき、「とんでもなく珍しい種」との連絡を受け、驚いたことをよく覚えています。前回採集個体 

今のところ、この仲間で報告(記載)されているのは北太平洋やインドネシア付近の深海(400-5200m)から見つかった数種だけ。どれも海底に沈んだ木の中から見つかっているようです。 

前回採集した熊野灘の個体は研究のため研究者に標本を提供したので、展示公開はかないませんでしたが、今回は生きた状態で採集できたことですし…(ただいま予備水槽で飼育中)

 

生きたまま「展示」したい、とは考えているのですが、ひとまず、木の中に穿孔しているので展示には工夫が必要でしょうねぇ…地味だし。

 ひとまず水槽に入れてみました。

沈木に潜り込むヨコエビの姿は…運が良ければ見えます(3匹はいます)

【飼育研究部 森滝丈也】

お散歩デビュー!

2019年2月 5日(火曜日) 筆者 ひらの

鳥羽水族館では毎日12時からペンギンのお散歩というイベントがあるのですが、先日あんこちゃんが、遂にお散歩デビューしました!

 

初めてのお散歩コースにビビって飼育員のお兄さんの足元から

動こうとしません…。

 

お兄さんに抱えられての入場です笑。

 

必死に前のペンギンについて歩きます!

 

脱走したりパニックになったりしないか心配でしたが、

無事に終えることが出来ました!

これからも毎日ではありませんがお散歩に出ていくので、

とっても可愛いあんこちゃんに会いに来て下さい!

 

誰か僕に面白い「喋り」を教えて下さい。

2019年2月 5日(火曜日) 筆者 ともちゃん

皆さんこんにちは、ともちゃんです。

少し暖かくなってきました!春ですね。←早っ

 

さてさて先日の話。

この時期の水族館は、幼稚園や小学校の遠足、春休みも始まるので大学生や学生さんも多くなってきます。

 

先日、朝のふれ合いタイム。前列には幼稚園の遠足で30人ぐらいの子ども達と先生が座っていました。

クウちゃんと登場すると黄色い歓声が。後ろの方で怯えている子も何人か。笑

ですが、そんな元気いっぱいな子ども達相手に、どんな面白い種目や珍しい特技を見せても「おもしろくな~い!!」「わからなぁ~い!!」「すごくなぁ~い!!」と。笑

 

子ども達は素直ですねぇ(^^)

その日の客層で多少の喋り方や間の取り方を工夫しているつもりですが、先日の幼稚園児には完敗です。

 

若者や家族連れの方は笑ってくれるんですが、幼稚園児には全然ウケません。

何が何だか分からないといった感じなんでしょうけど、ウケません。

ですが、子ども達にハマったときには凄い歓声が巻き起こります!なかなかありませんが(^_^;)

 

子どもも大人も楽しめて笑えてほっこりするような「ふれあい」ができるように、セイウチもトレーナーも頑張ります。

今後とも皆様からのご指導をよろしくお願い致しますm(_ _)m

 

【飼育研究部 ともちゃん】

アミヤドリムシの仲間を採集しました

2019年2月 4日(月曜日) 筆者 もりたき

2013年から沖合底引き網漁船に乗せていただき、熊野灘にどのような生物が生息しているか調査しています(主に無脊椎動物が対象)

底引き網で獲れた漁獲物の中から目当てのものを探していきますが、どんどん仕分けしていく漁師さんの隙間を縫っての採集なので、時間との勝負。同時に珍しそうな生物や目当ての生物を瞬時に見つける眼力が必要です。できるだけ見落とさないように目を光らせます(笑)

最近、老眼気味ですが、なぜかレア生物は目に留まります(笑)

そんな沖合底引き網採集で、昨日、調査開始以来、初めてとなる生物を確認しました。

寄生性甲殻類(オオグソクムシと同じ等脚類)アミヤドリムシ科の一種です。全長10㎜。種類はこれから調べます。

たくさんのエビの中で見つかったのはこれ1匹のみ。

最初、エビのアタマに豆が乗っている?(ちょうど節分だったので)と思いましたが…(笑)

初めて採集するアミヤドリムシ科の一種だと判明して興奮max!

取り外すとこんな姿。左側面から

腹面から。小さな脚に萌えますね。

背面から

研究者の手を借りて、ぼちぼちと種類を調べていく予定です。

【飼育研究部 森滝丈也】

人魚の歌声

2019年2月 3日(日曜日) 筆者 オカピ

先日、開館前にジュゴンのセレナを観察していると水槽の中から鳴き声が聞こえてきました。

さて、みなさんはジュゴンがどのような声で鳴くと思いますか?

「ビー、ビー」「ブー、ブー」「キュル、キュル」「メェ、メェ」などなど。

 

 

じつは、「ピョ、ピョ」や「ピー」と小鳥のような可愛らしい声で鳴くのです!

では、いつ鳴いているのでしょうか??

寂しいとき、お腹が減っているとき、落ち着きがないときに鳴いていることが多いように思います。

そして、鳴いているときは鼻のあたりが少しだけピクッと動きますが、よ~く見ないとわかりません。

 

お客様が多い時間帯は鳴いていてもあまり聞こえませんが、開館直後などお客様が少ない時間に耳をすませてセレナを観察してみて下さい。

運が良ければ素敵な「人魚の歌声」が聞こえてくるかも知れませんよ!!

 

今すぐに聞いてみたいという方は。

鳥羽水族館ホームページ→ 館内紹介→ H人魚の海→ おまけ「ジュゴンの鳴き声」で聞く事ができます。

また、ご来館の際には「人魚の海ゾーン」でも鳴き声が聞けるコーナーがありますのでお楽しみに!

 

【オカピ】

ヨッシー現役引退のお知らせ

2019年2月 3日(日曜日) 筆者 ゆぅ

奇跡の森ふれあいイベントで活躍していたフトアゴヒゲトカゲの男の子、「ヨッシー」の現役引退をお伝え致します。

ヨッシーは今から約5年前に鳥羽水族館へやって来ました。とても人気だった彼も、最近歳の影響からか体調を崩しがちに・・・そのため、ふれあいから引退することとなりました。今はバックヤードでのんびりと過ごしています。さて、彼の後任ですが・・・今後登場するのはこちら!同じフトアゴヒゲトカゲの女の子、名前を「リリー」と言います。

若くてやんちゃなちょっと太り気味の女の子。ヨッシーに比べ体はまだ小さく、体色は灰色がかっています。ちなみに、ヨッシーとの相性はいまいち・・・一応先輩なんですけど。

リリーは鳥羽水族館で繁殖した個体で、バックヤードでは彼女の兄弟達も飼育しています。写真をあさっていたら、彼女がまだ若かりし日の写真も出てきました。立派になったものですね・・・。皆様今後もどうぞよろしくお願いします。