カセミミズの橋

2018年6月 26日(火曜日) 筆者 もりたき

今、へんな生きもの研究所でカセミミズとウミウシを一緒に展示しています。

カセミミズは文字通り 細長いミミズのような、生涯貝殻を持たない原始的な軟体動物(貝の仲間)です。

一方のウミウシも貝殻を持たない軟体動物ですが、こちらは二次的に貝殻が消失したグループで、幼生の頃は殻があります。

同じ軟体動物の仲間ですが、類縁関係としては少し離れていますね。

さて。

そんなカセミミズとウミウシですが、先日の朝の見回り時にちょっと面白い光景に遭遇しました。

カセミミズの背を渡るショウジョウウミウシです(笑)

お互い意識はしていないはず。ウミウシにしてみたらたまたまそこにカセミミズの橋があったから渡っていただけでしょうが…

気になるのでそのまま観察してみることに。

ウミウシはゆっくり前進して、ついにカセミミズの頭に到着!

さぁ、このあとこのあとウミウシはどうするか?と思ったのですが…

カセミミズが頭部を下げたのでウミウシは岩に無事着地できました。

(おそらく偶然です)

良かった良かった(笑)

【飼育研究部 森滝丈也】