キボウとアサヒ

今年に入って2頭のコツメカワウソがやって来ました。鹿児島から来たメスのキボウ5歳と、白浜から来たオスのアサヒ6歳です。現在鳥羽ではそれぞれが1頭で暮らしており、どちらもまだ少しビクビクしています。キボウは鳥羽に来て1ヶ月程たち私の手からエサを持って行きますが、エサを持たずに彼女の飼育場に入って行くと私との間に距離をおきます。それでもキボウの身軽さと活発な動きは大したもので、「そこからここまで跳ぶか?」とか「この寒いのにプールに入るか」とかいう感じで驚かされます。一方アサヒはまだ来たばかりで、お互い(カワウソも飼育係も)相手の出方やクセがわからず様子をさぐり合っている感じです。彼らはまだ若いので、今後はこの2頭がうまく同居して、鳥羽水族館で初めてのカワウソの赤ちゃんを見せてくれることを期待しています。キボウとアサヒという前向きな名前に祈るような気持ちです。なおキボウが動きまわっている姿はご覧いただけますが、アサヒはバックヤードで状態をみており、お目にかかるまでに少し時間がかかりそうです。早く2頭が仲良く暮らしている姿をお見せしたいと思います。写真上がキボウ、下がアサヒです。

飼育・長谷川