パラオオウムガイのウオジラミを再確認

先日パラオオウムガイの殻計測中、№81の漏斗に珍しいウオジラミの仲間 Anchicaligus nautili (アンキカリグス ナウティリ)を再確認しました。

10月の搬入時からなので、意外と長く寄生している印象です。

漏斗の内壁、吐き出される水流に頭を向ける格好で11匹ほど。

確認できたのはメスばかり。

このウオジラミ、既に搬入時に別個体で確認していました。

これまでは、寄生されてもオウムガイ生体にはあまり影響はなく、これまではそのまま放置していました。

しばらくすると自然に消滅するので、これまでに3ヶ月も付着していた記憶はありません。

ただ、今まで見つかったのはオウムガイのAnchicaligus で、今回はパラオオウムガイのものなので(私は別種ではないかと推測しています)生態などに違いがあるのかもしれません。

水族館では魚類に寄生するウオジラミ類は基本的に駆除の対象になりますが、Anchicaligus nautili は珍種なので、宿主のパラオオウムガイの状態を注意しつつ、もうしばらくこのAnchicaligus 達の動向を注視していこうと考えています。

【飼育研究部 森滝丈也】