生きたカンムリヒトデスイクチムシを展示しました

2017年11月 20日(月曜日) 筆者 もりたき

昨日は紀伊長島の沖合底引き網漁船甚昇丸さん(第十八甚昇丸)に乗船して、何種かの生物と一緒に、先月新種として発表したカンムリヒトデスイクチムシも採集してきました。

(スイクチムシは棘皮動物の内部や外部に寄生するミミズやゴカイの仲間です)

カンムリヒトデスイクチムシ Asteriomyzostomum hercules はカンムリヒトデの胃の中から見つかることから、同じようなエピソードを持つギリシャ神話のヘラクレスから学名が命名されました(矢印)

新種発表後に、へんな生きもの研究所で標本展示をおこなっていましたが、やはり「生」のライブ感には勝てない…標本だと色も抜けてしまいますしね。

そこで、3種の中でいちばん大きなカンムリヒトデスイクチムシをヒトデから取り出して展示してみることにしたのです。

本来は寄生生物なので、どの程度展示できるかわかりませんが、ひとまずへんな生きもの研究所のアパート水槽で公開しました。

クジラの耳垢みたいな形(どんなだよ!笑)ですが、よく見るとゆっくりと動く様子も確認出来ますよ。

ご覧になりたい方はお早めにお越し下さい。

【飼育研究部 森滝丈也】