ウデナガゴカクヒトデのシダムシが2匹も見つかりました

9月に入り、熊野灘の沖合底引き網のシーズンが始まりました。

さっそく本日、新人Yくんと出かけてきました。

いつもお世話になっている甚昇丸さんに乗船して早朝3:30から夕方まで。

やはり採集は楽しいですね。今回も珍しいモノを採集してきましたよ。

その中のひとつがウデナガゴカクヒトデのシダムシ(未記載種)。もう飼育日記ではすっかりお馴染みですね。

シダムシはヒトデの体腔に寄生する甲殻類で、日本から正式に報告されているのは3種類(その他に未記載種が4種類ほど知られています)ですが、一昨年、熊野灘のゴカクヒトデ科から3種の未記載種シダムシを見つけて、今、研究者と一緒に研究を進めています。

中でもこのウデナガゴカクヒトデのシダムシは2年前の漁期(2015.9月~2016.7月)に270匹以上のヒトデを調べてたった4匹しか見つからなかったレア種です。

昨シーズン(2016.9月~2017.6月)は280匹以上のヒトデを調査して5匹だけ見つかりました。

それがシーズン初っぱなの今回、船上で75匹のヒトデを調査して2匹も見つかったのです!

幸先良いスタートです。これまで以上に見つけることができるでしょうか。

【飼育研究部 森滝丈也】