鏡餅ウニの行動観察➃

2017年9月 2日(土曜日) 筆者 もりたき

熊野灘の水深300m付近に生息する「鏡餅ウニ(仮称)」Prionechinus forbesianus の行動観察をしています。

上下に重なる奇妙な習性を解明しようと、マーキングしなくても簡単に見分けがつく3組(ピンク・ホワイト・レッド)を隔離飼育して8月1日から行動を観察しています。これまでにお伝えしたように3組の内、2組(Pp, Ww)はこの1ヶ月間ずっと重なったまま。残る1組Rrも1週間(8月24日~30日)だけ離れていましたが、先日31日に再び重なり始めました。

それでは、この中にフリーの個体を導入したらどうなるでしょうか?

昨日、別の場所で飼育中の重なっていた個体を外して水槽に導入してみました。この個体はextra個体ということで「x」と名付け、目印に棘を赤く塗りました。

導入してしばらくは変化がなかったのですが…

今朝見ると、rとxが入れかわっていました。xは重なっていたところを無理矢理引き離された格好なので、重なりたがって?いたのかもしれません。

【飼育研究部 森滝丈也】