メダマウオノシラミ

現在、へんな生きもの研究所で飼育中のメダマウオノシラミ Rocinela oculata が調子良好(オオグソクムシ水槽で飼育中)

この個体は今年の5月に熊野灘の底引き網で採集したものですが、過去に入手した個体はすべて数日で死亡したのに対して、既に2ヶ月も生存しています。

 

こちらの画像はすぐに死亡した3月採集個体。

こちらが長期飼育記録更新中の5月の個体。

特に大きな違いがあるようには見えません。

メダマウオノシラミは半寄生性で、魚の体表に取り付いて体液を吸い、満腹になれば魚体から離れて海底に落ちて消化を待つという習性を持ちます。

毎回、網にかかる個体は魚の体液を吸った直後なので、お腹がパンパン。

消化するまでしばらくは海底で自由生活を送るようです。

腹側から見るとこんな感じ。

ちなみにメダマウオノシラミがどのような魚に、どうやって取り付くのかといった観察・研究報告はないようです。

選択性があるのか?ないのか?

どうやらこのあたりの行動については、まだ明らかになっていないようですね。

 

現在飼育中の個体がお腹をすかせて(まだしばらく先の話になると思われますが…)いつか水槽内で摂餌行動を見せてくれれば面白いのですが…

【飼育研究部 森滝丈也】