ようやく再会しました…

2017年3月 5日(日曜日) 筆者 もりたき

昨日の夕方のこと。

へんな生きもの研究所で回収したウデナガゴカクヒトデから何かが飛び出していることに気が付きました(正体はすぐにわかりました)

おぉ!

興奮MAX!(笑)シダムシです!

と、ここでまずはシダムシのおさらいを…

シダムシはヒトデの体腔に寄生する甲殻類で、日本から正式に報告されているのは3種類ですが、その他に未記載種が4種類ほど知られています。

これまでに熊野灘の漸深帯からは報告はありませんが、一昨年、3種の未記載種シダムシを見つけました(今、研究者と一緒に研究を進めています)中でもウデナガゴカクヒトデのシダムシは280匹以上のヒトデを調べてもたった4匹しか見つからなかったレア種です。

今シーズンも調査を継続していますが、既に調べたウデナガゴカクヒトデは119匹…でもまだ見つかっていません。先シーズンのデータに照らし合わせれば、もうそろそろ見つかってもいいはずなのですが…

そんなウデナガゴカクヒトデのシダムシに…ついに、ついに再会できたのです。もうこれは興奮するのもしょうがない(笑)

ヒトデの体から慎重に取り出します。オレンジ色のものがシダムシ。

今シーズン通算126匹のヒトデを確認して、久しぶりのご対面です!

比較のために、過去の4個体の画像も紹介します。

寄生状態や成長の過程でかなり印象が異なりますね。

成熟して卵を持つようになると赤く見えます(卵が赤いので)

【飼育研究部 森滝丈也】