Anthenoides epixanthusからヤドリニナ

2016年7月 2日(土曜日) 筆者 もりたき

昨晩は宿直でした。

そして、朝。いつものようにヒトデのチェック。

本日も先日の沖合底引き網で採集したAnthenoides epixanthus(和名なしヒトデ)です。

同じゴカクヒトデ科の他の種類と比較して、このヒトデは体の表面が妙にヌルヌルしているのが特徴ですが、ヌルヌルを確かめるように撫でていて何やら指先のかすかな違和感に気付きました…

お、何か異物が埋まってます(矢印)

すぐに寄生貝(ヤドリニナの仲間)だと察しました。

拡大してみると、やはりそう。

このヒトデからヤドリニナの仲間を見つけたのは、今回が初めてですが、ちょっと検索してみると、よく似たヒトデから同じような貝の寄生が報告されています。そこではメオトヤドリニナの名前が付いていましたが、これもそうでしょうか?

ちなみに、当館のネットショップでもメオトヤドリニナは販売されていたことがあったようで(現在は在庫なし)値段は2000円でした。

大きさの割には結構なお値段ですねぇ。←素人の感想です。貝マニアの中ではもっと高価で取引されている種類もあるでしょうね。

あ、もちろん今回の貝は、標本として保存するので販売はしませんよ(笑)

【飼育研究部 森滝丈也】