あらたなヒトデからスイクチムシ!

2016年7月 1日(金曜日) 筆者 もりたき

少し久しぶりのブログ更新ですが、内容はいつも通りの通常運転(笑)

そう。ヒトデが死ねば中身をチェックするのがルーティン!

ヒトデの寄生虫であるシダムシ(甲殻類)やスイクチムシ(多毛類)を探すためです。

 

またかよ!の声が聞こえてきます(笑)

 

昨日は前回の沖合底引き網で採集したゴカクヒトデ科のAnthenoides epixanthus(和名なし)の中身をチェックしていました。

このヒトデには沖合底引きとしてはやや浅い、水深150-200mあたりで採集されますが、これまでにシダムシやスイクチムシの寄生報告はありません。 

比較的からだが硬く、なおかつ体腔のスペースが狭いので、寄生生物が住みにくい物件(ヒトデ)のような気がしていましたが…

見つけましたよ、スイクチムシ!

幽門盲嚢(消化腺)の中に隠れていました。

このヒトデからは初確認なので、ひとまず備忘録的にアップしておきます(いつかきちんと報告しなければ…)

いやぁテンション上がりますねぇ。

今回は間違いなくNew hostですが、新種かどうかは…?

実は、同じゴカクヒトデ科のウデナガゴカクヒトデからは3種類ほどスイクチムシが見つかっているのですが、同じように幽門盲嚢から見つかるものと今回のスイクチムシはよく似ています。

ちなみに、肛門近くの直腸嚢から見つかるスイクチムシはこんなの。(こちらの方がたくさん見つかっています)

え?違いがわからない?

…まぁ、いいや(笑)ひとまず備忘録ですから。

では、またお会いしましょう!

【飼育研究部 森滝丈也】